中産連のセミナー

セミナー番号　0503

『調達品のコストダウン』と『値下げ交渉』のすすめ方
【会場orオンライン】

〜発注先の選定・トータルコストダウンから効率的折衝法まで〜

売り手がプロなら、買い手もプロじゃなきゃいけない!!

収益力の強化はあらゆる企業にとって緊急課題です。今日注目を集めていますが、その切り札は「資材調達」といっても過言ではありません。売上高の７割近くを占める購入費、それを５％切り下げるだけで利益は倍増します。本研修では、そのカギを握る「調達品のコストダウン」と「値下げ交渉」のすすめ方について、発注先の選定・トータルコストダウンから効率的折衝法まで具体的事例を基に指導します。

講師

(有)野本経営研究所 代表取締役社長 野本 満雄　氏

講師プロフィール

中小企業診断士・資材管理士
1960年､(株)東芝 本社資材部に入社｡工場の資材ライン業務および本社資材管理部にて資材スタッフ業務を担当､同社冨士工場資材部長を経て､定年退職｡退職後に独立｡入社以来､38年間一貫して資材･外注管理業務に携わり､その購買第一線での実務経験とたゆまざる理論研究､50,000人をこえる講演・指導に裏づけされた実務研修は､“実務改善に即座に役立つ実用本位の指導”として大変好評を博している｡

プログラム

１．購買･調達部門は『利益を稼ぎ出すセクション』
　(1)購買業務の難しさと我々の行動基準
　(2)調達手続き部門―利益造出部門への脱皮
　　 納期フォローや契約事務処理係からの変身
　(3)｢売り｣による利益と｢買い｣による利益
　(4)受身の購買から攻めの購買へ

２．全社でコストを下げるしくみを作れ―｢開発購買｣のすすめ
　(1)購入価格は何で決まるか
　(2)もう一度見直せＶＡ/ＶＥ活動
　(3)設計･開発段階からの｢開発購買｣の具体的活動例
　　　―開発購買の４つのキーワード

３．購入価格の決め方と厳しいコストチェックの方法
　(1)見積価格をチェックする具体的方法
　　 ―価格自体のチェック､許容原価､機能からのチェック
　(2)効果を上げる数社からの見積合わせとは
　(3)やってはいけない見積合わせとは
　(4)見積明細書をチェックする90のポイント

４．価格引下げの具体策
　(1)購入品のコスト分析によるＣＤ
　(2)市場調査とコスト情報によるＣＤ
　(3)まだ出来る発注テクニックによるＣＤ
　(4)取引先を巻き込んだ｢ＶＡ｣によるＣＤ

５．購買折衝を有利に展開するための準備と注意点
　(1)これだけは外せない商談に臨む10の心得
　(2)折衝での目標値の設定とアプローチ方法
　(3)社内関係者との調整と上長の事前承認
　(4)折衝相手の妥当性とその権限の把握

６．本格折衝における戦略･戦術
　(1)交渉方法の種類と選び方
　(2)折衝方法の配慮―良い所･悪い所
　(3)｢質問｣を活用して本音を引き出せ
　(4)成功する話の切り出し方
　(5)交渉テーマの並べ方と順序
　(6)商談でものを言う応対のマナーと説得力

７．こんな時どうする？ 【ケーススタディ】
　(1)値上げ要請を受けたら
　(2)無理な単価を強要されたら
　(3)独占的な物品を調達する時
　(4)商社を経由する時
　(5)互恵購買を要求されたら
　(6)値下げ要求を断られたら
　(7)新規売り込み先への対応　　…　　　他

【会場受講の場合】
・受講票と請求書を開催日の約２～３週間前に申込責任宛に郵送します。

【オンライン受講の場合】
・研修の配信システムは「Zoom」を使用します。
・テキストと請求書は、開催日の約1週間前にお申込責任者宛てにご郵送します。
・セミナー受講用の「参加URL」「ミーティングID」「パスコード」は、開催日の約1週間前に
ご参加者宛てにメールします。


【キャンセルについて】
お申し込み後のキャンセルにつきましては、以下のキャンセル料を申し受けます。
・会場受講の場合は、開催日の前日(土日祝日を除く)・当日　　　：100％
・オンライン受講の場合は、テキスト発送後(開催日の約1週間前)：100％
　※テキストの発送日はセミナーにより異なりますので担当者へご確認ください。

参加対象

資材・購買・調達・外注部門の管理者、担当者の方々

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お申込み方法

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口座名　一般社団法人中部産業連盟