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管理職・チームリーダーのための「職場の心理的安全性づくり」実践研修
【会場orオンライン】
~「殺伐・分断した職場」を「1人ひとりがハツラツとして元気な職場」に変える実践的な方法を身につける!~
☁ 会議中。上司の意見に違和感を感じ、意見しようとしたが、摩擦が起きると思い言うのをためらった…
☁ いいアイデアがひらめた。しかし、今ここで発言すると「思いつきで発言されても・・」、「根拠は?」、
「どうやって実現するの?」、「そんなの前に自分だって考えたよ」と反論をされそうで言うのをやめた…
☁ 上司から過干渉(マイクロマネジメント)されたり、逆に無関心で話しかけられず放置されている…
☁ 仕事で失敗した時、トラブルを招いた時、必ず問い詰められるか、犯人探しから始まる…
☁ 職場の雰囲気が重く澱んでおり、会話が少ない。
一方で、私語が必要以上に多く、ヌル過ぎて緊張感や向上心が欠如している…
実際、日本の多く職場において、このような心持ちで働いている方は少なくないようです。
最近、「心理的安全性」という言葉を耳にする機会が増えています。
「心理的安全性の高い職場」とは、研究者や調査機関によって色々な定義づけがなされていますが、
共有して掲げているのは以下4つの環境が担保された職場のことを言います。
①『よほど非常識なこと以外、何を発言しても受け入れてもらえる』という話しやすさと安心感がある
②『困った時はお互いさま』という助け合いの風土がある
③『とりあえずやってみよう!失敗してもいいから今後につなげよう!』という挑戦の背中を後押しする風土がある
④『特殊な考え方を持つ人、一見常識はずれな考え方の人のアイデアを歓迎する』といった新奇を歓迎する風土がある
◆社員の4分の3が今の職場に「心理的安全性を感じない」という事実
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あるシンクタンクの調査では「今の職場に心理的安全性が足りない」と回答した方が76%にも上ったそうです。
つまり、日本企業の労働者のだいたい4分の3が「今の職場で安心して働くことができていない」と実感している可能性が垣間見えます。
このことは、日本企業全体から活力を減衰させてしまっています。
活力がなく不機嫌な職場で働いていると、社員は自分の力をセーブするようになり、
良いアイデアを思いついても積極的に披露せず、新しい事業や取り組みにチャレンジするマインドが削がれます。
その結果、メンタル不調者が不定期に発生していくというネガティブな出来事が連鎖的に起こるようになります。
それでも、日本のGDPは世界第4位を堅持していますので、
日本の労働者はいかに日々心身を二の次にして、仕事にエネルギーを捧げているのかが垣間見えます。
◆職場に「心理的安全性」が担保されると「学習する組織」が変容し、社員自らが知識習得やスキル向上に取り組むようになる
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それでは、どうしたら「心理的安全性の高い職場」を作ることができるのでしょうか?
その答えは2019年にGoogle社内の「プロジェクト・アリストテレス」による分析レポートがヒントになります。
有名な分析レポートですが、Google社内において「業績が高い」、「生産性が高い」、
「エンゲージメント(職場や仕事との精神的なつながり)が高い」、「モチベーションが高い」、「メンタル不調者がいない」。
これらの評価指標でハイスコアを出した上位180チームに共通した因子が「心理的安全性の高い職場」だったのです。
言うまでもなく、エンゲージメントが上がるとモチベーションや仕事の生産性・業績も上がり、
メンタル不全などとは全く縁のない職場に変容していきます。
このサイクルが繰り返されると、やがて職場は「学習する組織」へと変容し、社員が自ら学習・成長していくようになります。
まさに、好循環のスパイラルアップが起こるわけです。
その結果、人材育成や教育コストも大幅に減らすことができるようになります。
つまり、経営者にとっては良いことづくめなのです。
◆「心理的安全性の高い職場」とは、ぬるま湯の職場ではなく「健全に衝突できる職場」
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「メンバー全員が誰に対しても気兼ねなく、自由に・公平に発言でき、自然体でいることができる環境」で働くことができれば、
摩擦や軋轢が「健全な衝突」に変わり、衝突が起きても後味を濁さず、遺恨を残すこともなくなります。
こういった本音で意見を言い合うことができる「健全な衝突」こそが心理的安全性が担保された職場であり、
単なる甘えや依存といったぬるま湯の職場とは明確に一線を画しています。
そこで本研修では、
● 職場の心理的安全性が低いことで生まれる「様々なリスク(悪影響)」
● 一人ひとりが健全に相互研鑽・切磋琢磨して「成長し合えるしかけ(しくみづくり)の方法」
● 心理的安全性の高い職場をつくるために「管理職・リーダー職が実践したい具体的な取組み」
を学びます。
残念ながら、今の日本の多くの職場では、心理的安全性を低くする取り組みが今この瞬間にも進んでいます。
本研修にご参加いただくことで、今までになかった気づきが生まれ、
不機嫌で心理的安全性が低い職場の現状を変える突破口になる新たな施策が打てるようになります。
ぜひ、本研修受講を機に皆さまの職場においても「心理的安全性」を高め、
社員一人ひとりがイキイキして仕事をしながら高い業績を生み出す職場環境をつくっていきましょう。
皆さまのご参加をお待ちしております。
このセミナー・イベントのリーフレット
講師
中産連講師 (人材育成トレーナー)
講師プロフィール
大学卒業後、経済団体にて人事評価制度改革に携わった後に欧州へ留学。
現地のプロコーチ養成機関で組織心理学の知識を学び、クラブチームでの指導で実践方法を体得する。
帰国後、通訳・語学学校講師を経て(一社)中部産業連盟に入職。
公開&企業内研修の企画をはじめ、研修コンテンツの開発&プロデュースに携わる。
250社以上の教育計画策定アドバイザリー経験をはじめ、組織開発・風土改革・文化づくりの支援、教育体系構築・運用の支援、
VUCA(変化の連続で正解がなく先行き不透明な)時代のビジネスパーソン向けに、講師やコンサルティングも行う。
これまで携わった企業向けの研修は公開&企業内研修を合わせて2,000件以上。受講者1人1人にカスタマイズした支援が好評。
プログラム
1.イントロダクション
・研修の狙いと期待目標の確認
2.心理的安全性について 【講義→演習(個人、グループ)】
(1)心理的安全性とは
①対人リスクに対して、安心・安全な状態
②心理的安全性と“自己開示”の関係性
(2)心理的安全性が低いことのリスク
①無知だと思われる不安
②無能だと思われる不安
③邪魔をしていると思われる不安
④ネガティブだと思われる不安
3.心理的安全性の高い職場で生まれる相乗効果 【講義→演習(個人、グループ)】
(1)情報やアイデアの共有の活性化
(2)個人のポテンシャルの向上
(3)目指すビジョンの明確化
(4)エンゲージメント(社員同士の絆)の向上
4.心理的安全性づくりの“誤解”と“必要なこと”【講義→演習(個人、グループ)】
(1)頑張って貢献しなくても許される(ヌルい)職場と、心理的安全性が担保された健全な職場の違い
(2)心理的安全性の高い職場をつくる為に必要なこと
(3)『ヘルシー・コンフリクト(健全な衝突)』
①人間関係の衝突
②プロセスの衝突
③タスクの衝突
5.心理的安全性を高める具体的な取組みと施策 【講義→演習(個人、グループ)】
(1)自己受容の実践
(2)感謝の気持ちを伝えるしくみづくり(見える化)
(3)弱みを始めとした、日常で見えない部分を“自己開示”しあう場づくり
(4)軋轢を最小限にする伝え方のトレーニング
(5)評価&目標面談ではない1on1ミーテイングの有効活用
6.研修の総まとめ
・全体の振り返り、質疑応答、講師講評
参加対象
●経営層・管理職・チームリーダー (その中でも、 ①社員同士の絆を強め、何でも気兼ねなく話せる精神的に安心・安全な環境で働ける職場にしたい方。 ②自分よりも他者優先の助け合う職場をつくりたい方。 ③新しいことに挑戦したくなる風土や文化を持つ組織を作りたい方)
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自ら始める「職場の心理的安全性(働きやすさ)づくり」トレーニング研修
- 日時
- 2026/2/19(木) 9:30~16:30
- 会場
- 中産連ビル または オンライン(Zoom)
- 参加費
- 36,300円 (41,800円)
※消費税込み・( )内は会員外価格です
※フォローアップ(事後行動支援)つき 42,900円(48,400円)
※オンライン受講の場合、恐れ入りますが、テキスト送付後のキャンセルが不可となりますことをご了承ください。
- 備考
- ●同研修をカスタマイズして「企業内研修」(対面でもオンラインでも可能です)を希望される方は以下担当までご連絡下さい。 ●コンサルタント及び教育機関の方のお申込みはお断りしております。ご了承下さい。
- 担当
- マネジメント研修事業部 小橋川 052-931-9824 kohashikawa@chusanren.or.jp
| 日時 | 2026/7/9(木) 9:30~16:30 | |
|---|---|---|
| 会場 | 中産連ビル 又は オンライン(Zoom) | |
| テーマ | 管理職・チームリーダーのための「職場の心理的安全性づくり」実践研修 | |
| 講師 | 中産連講師 (人材育成トレーナー) | |
| 日時 | 2027/2/24(水) 9:30~16:30 | |
|---|---|---|
| 会場 | 中産連ビル 又は オンライン(Zoom) | |
| テーマ | 管理職・チームリーダーのための「職場の心理的安全性づくり」実践研修 | |
| 講師 | 中産連講師 (人材育成トレーナー) | |
お申込み方法
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お振込先
口座名 一般社団法人中部産業連盟
- 三菱UFJ銀行
- 名古屋営業部
- 当座 No.420222
- 三菱UFJ銀行
- 大津町支店
- 当座 No.420690
- 三菱UFJ銀行
- 名古屋中央支店
- 当座 No.1194624
- 三井住友銀行
- 名古屋支店
- 当座 No.1015177
- りそな銀行
- 名古屋支店
- 当座 No.493948
- 名古屋銀行
- 本店営業部
- 当座 No.4699
- 大垣共立銀行
- 黒川支店
- 当座 No.16288
- 十六銀行
- 名古屋営業部
- 当座 No.32632
- 中京銀行
- 大津橋支店
- 当座 No.103574
- 愛知銀行
- 本店営業部
- 当座 No.4808
- みずほ銀行
- 名古屋中央支店
- 当座 No.7347
- みずほ銀行
- 麹町支店
- 当座 No.19589
- 八十二銀行
- 長野駅前支店
- 当座 No.2015186