中産連のセミナー

設計管理の考え方と具体的な方策
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～開発プロセスと原価には大きな関係がある。良い開発プロセスは良い製品・部品を作り出すことができる！～

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開発プロセスと原価には大きな関係がある。良い開発プロセスは良い製品・部品を作り出すことができる！

◆　製品・部品づくりは、競争力を持った市場性のある原価を設定し開発に取り組むことが求められている！
　
　☑　社内の開発プロセスで各部署の役割や具体的な目標値に曖昧さがあると感じている。
　☑　設計と関連部署が一体となって設計を進める仕組みを構築したい。
　☑　設計領域の市場で競争力があり付加価値のある部品・製品を造り込みたい。
　☑　設計領域の市場調査についてポイントを学び成果が出るよう役立てたい。
　☑　切磋琢磨できる技術者仲間を増やしたい。

本研修では、以下のことを学びます。

　①　社内の開発プロセスを再確認し、なぜ現在のプロセスになっているのか理解を深める
　②　競争力がある付加価値の高いものづくりの進め方（市場性・原価・品質・加工コスト等）
　③　よりよい製品企画・原価企画の考え方とその関係

　開発設計業務は、業界や業種、作っているもの、企業風土などの影響を受け様々なプロセスで行われております。良い開発設計ができるか否かはそのプロセスが鍵となります。しかし、自社の開発設計担当者が取り組んでいるアイテムの開発プロセスや目標、目標原価がなぜ現在の通り設定されているのか理解されていないことが多々あります。開発設計担当者が、レベルアップするためには、目標や目標原価等の指標の決め方等をしっかりと押さえておくことが将来的に重要です。

　本研修では、最適な開発プロセス全体を把握し市場性・競争力のある製品設計を進める為の原価企画について理解を深め、これからの社内開発設計業務を改善するきっかけをつかみます。

講師

圡方 貞夫　氏　　技術コンサルタント

講師プロフィール

1968年に現在のトヨタ紡織株式会社に入社。生産技術部、設計部にてシートやドアトリム設計開発に携わる。部長として工法開発や工程計画、生産準備に取組むとともに原価低減活動で実績をあげた。その後、TQM推進室を経て協力会社にてグループ企業の人材育成を行った。

プログラム

１．よい開発プロセスとは
（１）プロセスを理解する
　　①プロセスの有効性
　　②手順・フェーズを理解する
（２）フェーズ別業務とその分担
　　①プロセス整備の留意点
　　②業務OPで役割分担を明確化する
（３）開発目標と目標達成活動の進め方
　　①マイルストーン管理と移行審査
（４）プロセスと原価企画活動
　　①開発初期段階で原価は決まる
　　②設計段階での原価企画活動
　　③設計がリードする原価企画活動
　　　・図面に原価を織込む
　　　・設計が低減できる原価費目
２．市場性のある目標原価とは
（１）競争力を持つものづくり
（２）市場調査（ベンチマーキング）
　　①競合他社製品調査
　　②自社製品調査
　　③事例の紹介
（３）目標原価の設定
　　①市場競争力の確保
　　②市場に受け入れられる売価の設定例
（４）競合他社に負けない品質/機能とコスト分析
（５）設計の良否判断指標（設計素性）
（６）設計素性の調査
　　①素性分析事例の紹介
３．原価企画のポイント
（１）製品・原価企画の関係性
（２）原価企画活動の領域
　　①活動のスタートと期間
　　②対象原価費目と原価の掌握
（３）設計着手で重要なこと
　　①ミニマム化/最適化の追求
　　②設計原価を検証しながらの設計　
　　③ゲストエンジニア体制を整備する
　　④ライフサイクルコストを捉える
（４）原価企画で重要なこと
　　①率先して活動できる原価企画にする
　　②公平感のある原価低減目標割り付け
（５）設計と原価企画
　　①開発費を管理する
（６）設備・ツールのコストセービング法
４．討議と自社への提案まとめ



【会場受講の場合】
・受講票と請求書を開催日の約２～３週間前に申込責任宛に郵送します。

【オンライン受講の場合】
・研修の配信システムは「Zoom」を使用します。
・テキストと請求書は、開催日の約1週間前にお申込責任者宛てにご郵送します。
・セミナー受講用の「参加URL」「ミーティングID」「パスコード」は、開催日の約1週間前に
ご参加者宛てにメールします。


【キャンセルについて】
お申し込み後のキャンセルにつきましては、以下のキャンセル料を申し受けます。
・会場受講の場合は、開催日の前日(土日祝日を除く)・当日　　　：100％
・オンライン受講の場合は、テキスト発送後(開催日の約1週間前)：100％
　※テキストの発送日はセミナーにより異なりますので担当者へご確認ください。

参加対象

●製品設計と原価企画の進め方学びたい方●開発設計部門や原価関連部門の課長職、係長として実力を発揮したいと考えている方●部品仕様を受け設計から生産までを担当している企業の方●自社で製品開発・原価企画機能を備えている企業の方●自社で製品開発・原価企画機能を備えた企業で完成品を製造している企業の方●中部VE研究会の会員企業の方　

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