中産連のセミナー

セミナー番号　0305

原価は設計で決まる「設計段階で原価低減をはかる具体的な進め方と考え方」
【会場orオンライン】

～自社の原価構成をより深く理解することが、市場競争力があり、利益確保ができるものづくりへと繋がります！～

◆競争力のある製品・部品の原価はほぼ設計で決まるといっても過言ではない。

☑　目標原価を満足させる為に、上司から設計開始前に原価検証を行う指示を受けている。
　　しかし、具体的にどのように取り組むべきなのか分らない。
☑　前任者にならって原価を考えていた。さらに実力をつけるために
　　基礎固めをしたい。
☑　図面で最適原価を織込む着眼点を学びたい。
☑　設計者として「図面に原価を織込む」具体的な進め方を確認したい。
☑　講義やグループ討議で他社の取り組みの一部を知ることにより、
　　自社へ新しい取り組み提言に繋げたい。

本研修では、以下のことを学びます。

　①　原価は設計で決める・決まることを再認識する
　②　自社の原価構成をしっかりと理解できる知識を得て、原価低減に役立てる手立てを学ぶ
　③　設計の役割を学び、会社に戻り原価低減に役立てる手立てを学ぶ

　競争力のある製品や部品は、ほぼ設計で決まると言われています。ものづくりにおいて、設計は上流工程として位置づけられ原価低減に大きな効果を与えることができます。設計者にはとても高い専門性が求められおり、その専門性の中には技術的な面と、いいものが安くできるのかといったコスト・原価についての知識も必要となります。
　
　本研修は、自社製品・部品の原価構成を改めて理解を深めると共に設計部門の具体的な役割から図面に原価を織り込む具体的な考え方まで実践的に学び自社の取り組みに活かします。進め方は、講義に加え、ディスカッションを取りいれます。様々な気づきが得られるように進めます。また、講師の経験に基づいた設計現場での苦労や面白さについてもお伝えいたします。

講師

圡方 貞夫　氏　　技術コンサルタント

講師プロフィール

1968年に現在のトヨタ紡織株式会社に入社。生産技術部、設計部にてシートやドアトリム設計開発に携わる。部長として工法開発や工程計画、生産準備に取組むとともに原価低減活動で実績をあげた。その後、TQM推進室を経て協力会社にてグループ企業の人材育成を行った。

プログラム

１．お客様第一、品質第一で思考する
２．原価と利益、販売価格の関係を知る
　　　①販売価格は市場で決まる
　　　②自社のレベルを知るベンチマーク活動
３．製品図面で原価は決まる
　　　①原価の３要素と設計図面の関係
４．原価低減の着眼点
　　　①原価構成表からのアプローチ
５．見逃しがちな原価低減に役立つ設計アイテム
６．設計が関わる原価企画活動
　　　①原価は設計で９０％決まる
　　　②設計が関わる時期と原価費目
７．原価改善着眼点と改善事例紹介
　（１）改善の切口＝なくす、減らす、代替する、簡素化する
　　　①材料、加工費の改善着眼点
　　　②締結法の改善着眼点
　　　③品質確保での改善着眼点
８．全社的な活動展開
９．原価を図面に織り込む気づき点の自社展開項目のまとめ


【会場受講の場合】
・受講票と請求書を開催日の約２～３週間前に申込責任宛に郵送します。

【オンライン受講の場合】
・研修の配信システムは「Zoom」を使用します。
・テキストと請求書は、開催日の約1週間前にお申込責任者宛てにご郵送します。
・セミナー受講用の「参加URL」「ミーティングID」「パスコード」は、開催日の約1週間前に
ご参加者宛てにメールします。


【キャンセルについて】
お申し込み後のキャンセルにつきましては、以下のキャンセル料を申し受けます。
・会場受講の場合は、開催日の前日(土日祝日を除く)・当日　　　：100％
・オンライン受講の場合は、テキスト発送後(開催日の約1週間前)：100％
　※テキストの発送日はセミナーにより異なりますので担当者へご確認ください。

参加対象

●原価低減を進めるために必要な切口について学びたい方　●設計者の役割を理解したい方　●設計を担当している方で原価意識を高める必要性のある方　●原価低減に向けて社内の課題を発見し改善したい方　●中部VE研究会のメンバー　

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