中小企業診断士登録養成課程
受講生の声
卒業後、独立して事務所を開設
4期生 M.D 様
Q1.現在のお仕事について教えて下さい。
一般企業(規模の大小問わず)の新事業・新製品開発等のサポートをはじめとして、金融機関・商工会・商工会議所等からの支援依頼業務や、商店街活性化や技術移転仲介なども支援させていただいています。同時に、零細企業(2社)の経営者でもあります。
Q2.診断士として独立して働く上で、どのようなことが大切だと思いますか?
とにかく、知らないこと、新しいことを、自分自身で実際に取り入れてやってみることだと感じます。どれだけ幅広い経験を積むことができるか。それが、結果的に、経験の無い業種や課題に対しても、他の業種や最新の解決アプローチなどを駆使して、有効な解決策を見つけて提案しつづけることにつながります。それができれば、診断士としてだけでなく、社会的な価値も上がると思います。
Q3.当養成課程に入校しようと考えたきっかけは何ですか?
実務的であることが第一です。自分自身の実務の経験の幅を拡げるには、二次試験よりも、他の養成課程よりも充実していると感じたからです。もちろん、通うのに便利であるということもありますが、それ以上に、実務経験をベースとした内容と、経験豊富な先生方と接することができることが、最大の理由でした。
Q4.養成課程で学ぶ上で大変だったことはありますか?
養成課程受講中は、まだ一介の会社勤務のサラリーマンでしたが、養成課程開始直後に、東京転勤となってしまいました。そのため、一番大変だったのは、通うことでした。しかし、裁量労働制の対象だったのを有効活用し、東京と名古屋の間を毎週2~3往復して通いました。結果的に、JR東海の売上に相当貢献しましたが、それ以上の価値があったと感じています。
Q5.1年間の学びを終えて、自分自身で成長したと思える点を教えて下さい。
「どんな業種でも、どんな課題にも、とりあえず、話を聞いて考える」という勇気が身についたことです。養成課程以前は、「自身の経験値の幅の中での対応ならなんとかできる」というものはありましたが、「それ以外の課題や業種は、ちょっと…」と逃げ腰でした。しかし、1年間を通じて、そういうものは払拭され、「まずは話を聞いてから」という意識に変わりました。そのおかげで、独立してもスムーズにスタートを切ることができました。
Q6. 実習・演習を通して特に役立ったこと、大変だったことを教えて下さい。
役立ったことは、「洞察を深めること」「考え抜くこと」「既成概念を取り払うこと」の大切さを実感したことです。実習・演習では、限られた時間・材料の中で、どれだけ多くの仮説を設定できるか、どれだけ真因に近い場所へとたどり着けることができるか、どれだけ実効性のある価値のある具体的提案に持っていけるか、が求められます。それらの意識の大切さを、実習・演習チームのメンバーのみなさんとのディスカッションや、そして、指導していただけるインストラクターの先生のアドバイスから感じたことです。
Q7.未来の後輩に対して、メッセージをお願いします。
診断士に対する期待は、社会全体として年々高まっているのは事実です。診断士の資格保有者というだけでなく、社会の要請や期待を超えていく診断士となっていって欲しいと願っています。そのため、これから診断士を目指す方には、資格取得をゴールとせず、ご自身を大きく羽ばたかせるための重要な「踏み台」として、養成課程という機会を有効活用していくというくらいのスタンスで考えていただきたいと思います。
卒業後、企業内診断士として活躍
3期生 T.I 様
所属:情報システム部勤務
Q1.現在のお仕事について教えて下さい。
情報セキュリティ管理を企画・運営する業務に就いています。情報漏洩対策をはじめとするIT基盤サービスを構築・提供したり、社内のセキュリティ意識向上のための助言及び研修を担当しています。
Q2.企業内診断士として働く上でのやりがいについて教えて下さい。
養成課程に通って診断士資格を取得したことにより、経営視点で業務をとらえることができるようになりました。 それによって、従来では思いつかなかった着眼点で物事を見たり、改善点を模索するようになり、それが仕事のやりがいに結びついていると感じています。
Q3.当養成課程に入校しようと考えたきっかけは何ですか?
独学での学習より、時間的な意味で仕事と子育てが両立できそうだと判断したからです。また、複数の養成課程がある中において、中産連が自身の勤務地に近く、夜間講義を継続できそうだと判断した点も、入校しようと考えた理由の一つです。
Q4.養成課程で学ぶ上で大変だったことはありますか?
体調管理と、時間配分のバランスです。体調については、ある程度自分を追い込んで勉強しますので、肉体的にも負担がかかり、季節の変わり目などには体調を崩しやすくなります。 時間については仕事をはじめ家族サービス、地域活動など様々なことについてのバランス調整に苦労しました。 子供の夏休みの思い出がやや乏しくなりましたが、1年限定のことと割り切って通学しました。
Q5. 1年間の学びを終えて、自分自身で成長したと思える点を教えて下さい。
一番成長を実感できた点は、リーダーシップです。 中産連の養成課程は、経験豊富な講師陣から業界最先端の指導を受けられる「診断実習」が魅力の1つです。 そこで班長を経験し、診断のテクニック追及に走らず、全体を俯瞰し班をまとめていく事、班員の長所を活かしてお客さまに役立つレポートを作る事、できる限り良いアイディアを生むために最後まであきらめない明るい班の雰囲気・ムードを作ることに努力しました。 この実習を乗り切ったことが大きな自信となり、自身の成長を実感しました。
Q6.実習・演習を通して特に役立ったこと、大変だったことを教えて下さい。
診断実習で本物の‘現場‘を肌で感じることができた点は、転職経験の無い私にとって大いに役立ちました。異業種・異業界を知ることで、企業にとって大事な点は企業の規模に関わらず、普遍的であることが腑に落ちました。 また、チームワークづくりには非常に難しい場面もありました。最初は個性のぶつかり合いで大変でしたが、各々の個性が把握できてからは随分と円滑にレポートをまとめることができるようになりました。皆、良いレポートや役に立つアイディアをお客さまに提供したいという熱い思いは同じだと気づくことができ、意見のぶつかり合いも無駄ではなかったと感じています。
Q7.未来の後輩に対して、メッセージをお願いします。
<企業内診断士を目指す方へ>
自己啓発のために多大な時間とお金を投資されることに躊躇される方もみえると考えます。しかし、私の周りに養成課程に通ったことに対する後悔を口にする友人はいません。 養成課程で共に努力することで、異業種・異業界に世代を越えた友人を作ってみませんか。それだけでも価値があると思います。
<プロコンを目指す方へ>
現在、中部地域の養成課程において、中産連の養成課程は、最も多くの診断士を輩出しています。今後5年・10年を経た後、診断士業界のエース・実力者と呼ばれる診断士が出てもおかしくありません。診断士業界において人脈づくりも重要な戦略の一つと考えると、中産連の養成課程に通うことは、理にかなっていると思います。
卒業後、企業内診断士として活躍
18期生 Y.F 様
勤務先:エネルギーインフラサービス企業
Q1.中小企業診断士を志したきっかけは何ですか?
本業では、主に経営管理や経営戦略を担う中で、グループ会社の社長秘書を経験しました。社長秘書として、社長講演資料の作成や他社比較を踏まえた経営分析の報告を行い、「それを伝えたかった。ありがとう」と言っていただけた瞬間に、大きなやりがいを感じました。経営者は、悩みや迷いを抱えながら重要な意思決定を行っています。志に共感する経営者に寄り添い、多角的な視点からともに考え、企業の成長に貢献したい。それが中小企業診断士を志した原点です。
Q2.養成課程を選んだ理由を教えてください。
まず、これまで本業で積み重ねてきた企業診断スキルを客観的に明らかにしたいと考えました。そのうえで、知識の習得に加え、診断実習を通じて実践的なノウハウを身につけ、中小企業診断士として自信を持って経営者の伴走支援を行っていきたいと考え、養成課程を選択しました。また、異なる業種や職種のメンバーとの議論を通じて多様な視点を得るとともに、同じ志を持つ仲間とのつながりを広げたいと考えたことも理由の一つです。
Q3.印象に残った講義や実習は何ですか?
最も印象に残っている講義は「プレゼンテーション力」です。経営者への提案内容をメンバー全員の前で発表することにより、限られた時間内で要点を整理して分かりやすく伝えることや、平常心を保つことの重要性を学びました。また、診断実習では経営者が「今すぐにやってみよう」と思う施策提案を目指し、業種を問わず活用できる戦略策定スキームを身につけることができました。さらに、財務諸表には表れない「知的資産」を可視化し、企業の強みを明らかにする分析手法も印象に残っています。
Q4.養成課程で得たスキルは何ですか?
講義や診断実習を通じて、企業の外部・内部環境を分析し、経営を構造的に読み解く力が身につきました。それに加え、経営者に提案内容を分かりやすく伝えるプレゼンテーション力や、個性豊かなメンバーの意見を取りまとめて成果に結びつけるマネジメント力も養われました。これらのスキルは、実務において、経営層への提言に活かされていると実感しています。
Q5. 卒業後のキャリアにどのような変化がありましたか?
養成課程で得た学びは、経営層の意思決定支援に直接活かされています。現在は、社内のDX推進プロジェクト等において、学んだ問題解決のフレームワークを活用して業務効率化と属人化解消を両立する施策を検討しています。経営戦略や財務の視点をさらに高めて、より踏み込んだ提案を行い、組織全体の生産性向上や経営課題の早期解決に貢献しています。
Q6.養成課程の受講を検討している方へメッセージをお願いします。
養成課程では、企業内で働く方にとって、業務に直結する学びが多く得られる貴重な機会となります。1年間にわたる講義や診断実習は質・量ともに高いレベルが求められ、働きながら受講するには家族や職場の理解が欠かせませんが、中産連事務局の方々のきめ細かなサポートのおかげで最後までやり切ることができました。異なる業種や職種の仲間と出会い、議論を重ねて得られる気づきやつながりは、今後のキャリアにおいて大きな財産となるため、受講を検討されている方はぜひ挑戦していただきたいと思います。