VM・目で見る経営

VM(Visual Management)活動の特色

1.経営管理・改善手法を一元化

企業、特に工場で個別的に展開されている経営管理・改善活動および経営管理・改善手法を包含し、一元化して推進していく活動である。

2.見える方針・目標管理の活用

見える方針・目標管理でコストダウンを進めることにより、実施率、達成率が確実に高まり、収益向上を実現する活動である。

3.仕事の全てが見える

5Sで「物」のビジュアル化/魅せる化、ファイリングシステムで「業務」のビジュアル化/魅せる化、VM(目で見る管理)で「管理・改善」のビジュアル化/魅せる化を図っていくことができる活動である。

4.アウトプットイメージ共有化

人の得る情報の8割は視覚からの情報である。アウトプットイメージを見えるようにして、全員で情報の共有化を図る活動である。

5.管理サイクルすべてが見える

企業の製造部門、営業部門、間接部門で発生している現状の事実、ムダ、異常、問題点及び管理サイクルと改善のサイクルの状況などが一目でわかるような状態にする活動である。

6.根本的な改善

通常の管理サイクルでは回し切れていない問題点・課題について、改善サイクル(CAPD)を回して、根本(再発)防止対策を見えるようにし、役割・使命を果たし、目標を達成していく活動である。

7.強い生産拠点を継承するDNA

VM活動を工場→別工場、企業→取引先、国内拠点→海外拠点へと横展開を図ることによって、VMのDNAが継承される活動である。

8.全員参加による活性化活動

社員と組織の活性化を図るのにきわめて有効で、自分達が改善した内容と成果が、すぐその場で見てわかり、評価することができ、情報の公開化と共有化が図られ、企業風土の活性化と明るい職場づくりが実現できる活動である。