人材マネジメント事業
中堅社員行動改革研修
中堅社員行動改革研修とは
今後、企業の中核を担うべき中堅社員に対して、現在の多くの組織にあって、キャリア形成を進める機会は、不足しているのが実情です。実務が繁忙過ぎたり、スタッフが削減されていたりと、理由はさまざまですが、これら社員に指示した仕事だけを行わせていると、組織としてのリーダーシップやマネジメントの低下を招きます。
中産連では、早期にマネジメントやリーダーシップの在り方を実践的に実行し得るための各種の体験学習プログラムをご提供しています。受講生のキャリアや企業ニーズの実状に即して、学習プログラムを組み合わせ、適切な研修をご提案致します。
コンサルティングの特色
体験学習プログラム | 入社5年 | 入社10年 | 入社15年 |
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中堅社員版インバスケット | ○ | ○ | |
業務遂行課題演習 | ○ | ○ | |
アクションラーニング | ○ | ○ | |
面接演習(上司説得・部下説得) | ○ | ○ | ○ |
中堅社員版ビジネスゲーム | ○ | ○ | |
課題形成演習(ロジカルシンキング) | ○ | ○ | |
コンピテンシー討議演習 | ○ |
主な個別演習内容 (その他演習内容もご相談に応じて展開致します)
中堅社員版インバスケット |
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<プログラム概要> 業務遂行能力の自己確認・相互啓発を目的とした体験学習手法です。未決案件が山積されたインバスケット(未決箱)を、所定の時間内に処理することで、業務遂行能力の評価と啓発を行います。未決案件には、通信文・稟議書・メモ・報告書・各種届・私信・請求書・伝票等があります。これらに中堅社員として必要な処置を行います。 <プログラム内容> ☆個人決裁⇒グループ討議⇒全体発表・意見交換 マネジメントにおける業務遂行能力の意義や重要性について解説し、具体的な実習の進め方について説明します。その後、未決案件の処理を個人決裁として実施します。決裁終了後、処理の方法や反省点について感想文としてまとめます。個人作業を基にグループ単位で討議を行い最善の決裁方法を話し合いグループとしての統一見解をまとめます。各グループの発表を比較検討し、全課題にどう対処すべきだったかを全員で検討します。最後に講師から決裁に対する考え方について講評を行い、今後の課題解決に向けた取り組み姿勢を啓発します。 |
業務遂行課題演習 |
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<プログラム概要> 所定の10数件の業務遂行演習課題に対し、どのように問題解決を図るかを個人作業で計画し、書面化する。業務遂行演習課題は解決すべき明確な問題として提示された事態に対して、具体的な解決方法の立案・検討が求められる事例研究課題とする。 <プログラム内容> ☆個人決裁⇒グループ討議⇒全体発表・意見交換 個人によって対応した業務遂行課題の内、数件をピックアップし、5~6名のグループにて、再度、検討し議論を深めていく。最終的には最も妥当と考えられる解決策をグループの統一見解としてまとめあげる。更に、グループの結果発表と受講者全員による意見交換を実施し、マネジメントにおける問題解決へのスタンスと手法を涵養する。 |
アクションラーニング |
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<プログラム概要> 今後事業運営の中核を担う次世代リーダーの人材に対して、彼らが現に有している問題を解決することを通じて実戦的リーダーシップを養成することが目的となります。この研修の成果が充分に確認されれば、適用階層を広げ、問題解決を通じた学習組織構築による体質強化と言ったことも視野に入ってきます。アクションラーニングの効用は、①問題解決②リーダーシップ開発③チームビルディング④学習する組織の構築の4点であるとされます。 <プログラム内容> ☆問題提示⇒セッション⇒問題再定義⇒行動計画策定⇒フォローアップセッション アクションラーニングにおける重要な要素として「行動」と「学習」が挙げられますが、セッションを通して得られた、真の問題を解決するための「行動計画」を、職場でどのように実践し、その結果どのような成果を獲得したかについて、メンバー間で共有する事は極めて有意義です。フォローアップによる共有化によって、メンバー間の一体性が増幅すると同時に、他のメンバーの実践に啓発されて、更に動機が高まる効果も期待出来ます。 |
面接演習(上司説得または後輩説得・動機付け) |
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<プログラム概要> 自らの問題を解決するために上司または後輩の説得にあたる演習。問題解決を進めるには、周囲を巻き込み合意を得る過程が不可欠といえる。この演習では、そのための対人影響力が直接的に問われる場面となる。受講者全員(またはグループ代表者)が面接を行いビデオ撮影する。 <プログラム内容> ☆面接の進め方計画⇒面接実施(VTR録画)⇒VTR観察⇒相互フィードバック 面接課題を読み込み、どのように面接を進めるか計画を立案する。10分間で講師を相手役として面接のロールプレイングを行い、その模様をVTRに収録する。その後、面接演習のビデオを相互観察。話し合いと説得の方法について、意見交換やフィードバックを行うことで理解を深める。 |
中堅社員版ビジネスゲーム |
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<プログラム概要> 経営活動擬似体験することで採用された施策が、経営そのものへどのような影響を及ぼすかが体感的に理解出来るため、組織感覚が身に付きます。環境の分析を通して、企業経営に関する情報収集力や環境変化への対応力が養成されます。意思決定の差により将来の業績が大きく左右されることが実感でき、計画・分析の重要性やリスクテーキングの必要性を啓発することができます。メンバーとの相互意見交換を通して調整能力が高まり、チームワークや説得力の重要性が理解されます。 <プログラム内容> ☆経営方針策定⇒事業の展開と結果⇒情報収集⇒次期経営方針策定・・ 4グループ(標準)間で経営成績を競います。環境分析から経営方針・目標を設定し、投資活動を行います。その結果と新たな情報収集から経営環境を再検証し、次期の投資活動に繋げていきます。上記の事業活動の結果を振り返ることで学習効果を高めます。 |
課題形成演習(ロジカルシンキング) |
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<プログラム概要> 実際に有している問題の解決を進める。「ゼロベース思考」「仮説思考」といったアプローチや「MECEツリー」などの問題解決手法を駆使して、自己の問題を題材とし問題の発見と問題解決の進め方について考察を加え、アクションプランまで落とし込む。 <プログラム内容> ☆個人研究⇒グループディスカッション 仮説志向のアプローチにより、真の課題を形成する。MECEツリーなどの分析手法を活用しながら、グループによるディスカッションを進め、グループとしての統一見解を固める。課題形成後は課題解決のためのアクションプランを立案して、解決行動に繋げていく。 |
コンピテンシー討議演習 |
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<プログラム概要> グループ内で各メンバーが仕事の成果を発表する。メンバー間で質疑応答を行いながら、各々が、どのように仕事の成果を獲得していったのかを相互に確認し、個々の体験を分かち合う。このディスカッションにより、実戦における成果達成のためのコンピテンシーを学習する。 <プログラム内容> ☆今までの自己の最大の成果⇒成果達成プロセスの明確化⇒受講者間での共有 自己の業務上の成果の中で最大のものを選び、成果達成プロセスを他者にも分かり易く表現する。それを受講者間で共有することで、実戦における成果達成に必要なコンピテンシーを自己の体験、他者の体験から改めて学びとっていく。 |
上記コース例の概要
対象商品名 | 中堅社員行動改革研修(2日間) |
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対象者 | 中堅社員(入社10年:一般・班長・主任) |
人数 | 1コース12名 (1グループ6名 担当講師2名) |
演習内容 | 講義、後輩支援面談演習、中堅社員版インバスケット演習、中堅社員版インバスケット演習グループディスカッション、中堅社員版ビジネスゲーム (VTR観察、課題解説 等) |
研修報告 | 総合報告書(組織能力と課題) フィードバックレポート(個人別) |
※その他プログラム(ご要望により、カスタマイズ対応致します)
[3日コース]
標準コースにアクションラーニングなど実践的な課題解決演習を加えて実施します。
[1日コース]
個人のマネジメント能力診断に重点を置き、ビジネスゲームを除いた各演習を1日の研修で 実施します。
総合報告書・フィードバックレポート
お問い合わせ・お申込み
一般社団法人中部産業連盟 人材マネジメント事業部
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