中産連のセミナー

外観検査の自動化を実現する
「AI（YOLO）・IoTの活用」
【会場】

AIを活用して自動化できる部門を考える

本セミナーは、検査工程に焦点を当て現場で抱える「生産性向上」や「人手不足」「品質のバラつき」などの課題を、AIやIoTの活用による解決策を学びます。「自社でも実現できる」という実感を持っていただくことを重視します。また、AI・IoTを導入した後の効果として、業務の効率化だけでなく、現場から得られるデータを活用した継続的な改善や経営判断の高度化が図れることもお伝えします。さらに、セミナーを通じて参加者同士が課題や取り組み事例を共有し合える場を提供することで、単なる知識習得にとどまらない実践的な学びとネットワークづくりを促進します。

「ベテラン作業者のノウハウが属人化し、若手に技術が伝わりにくい」
「生産のばらつきや作業効率に差があり、標準化されていない」
「生産実績や設備稼働率を手書きで管理しており、リアルタイムな状況把握が困難」
「中小企業では、AI活用は難しい」等の問題やその対応事例を学ぶ。

講師

浦井　知彦　氏（浦井情報システム）

講師プロフィール

（大手）化学企業で、製造工場の設備制御システムの改造、保守、研究所の測定システムのサポート、改善、開発を担当。
関連会社の検査工程の検査データをリアルタイムにＤＢへ入力するシステムを開発し、工場間で検査工程の見える化などを実施した。
また、測定システムの測定物の位置決めを、ＡＩを用いたシステム（Keras のCNNを使用）を取り入れ、作業物の設定の簡素化を試行した。２０２０年１１月退職後、ぶどう農園さんの協力を得てAIを活用した「深層学習を用いたシャインマスカットの収穫判定支援システム」を開発（スマフォ、スマートグラスを用いて）。IOTに関するシステム構築支援など

プログラム

【協働ロボット活用研究】
１．支援研究の内容
　（１）AI（YOLO）を活用：農業分野の収穫支援
　　　　Raspberry　Pi,センサー、コントローラを用いた「データの見える化」
　（２）研究事例と問題点：
　　　　AIを活用した企業がどのように変わったのか
2. 製造業の現状とAI活用の必要性
　（１）人手不足・コスト高騰・技能伝承の課題　
　（２）AIがもたらす生産性向上の可能性
3. AI活用による生産ライン最適化の実践
　（１）AIが得意なこと/不得意なこと
　（２）画像解析による不良品検知・予測保全　
　（３）AIによるロボット制御・工程自動化
4. 具体的な導入プロセスと進め方
　（１）支援研究での進め方/実施した手順
5. グループディスカッション
　（１）AIによる品質管理の高度化
　　　（画像検査AIの導入事例）
　（２）予知保全の活用
　　　（異常検知と設備保全の最適化）
6. AI導入の課題と成功のポイント
　（１）AI導入でよくある失敗パターン
　（２）成功するための組織体制・スキルセット
　（３）AI活用人材の育成と現場への定着化
7. ワークショップ
　（１）自社の課題整理とAI活用のアイデア出し
8. まとめ
　（１）振り返り
　（２）AI活用を成功させるための次のステップ

【問合せ】
　中部産業連盟　コンサルティング営業センター　加藤唯
　TEL 052-931-3187(直通)

参加対象

AI未経験の管理者（現場リーダー・マネージャーなど）の方々

お申込み方法

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お振込先

口座名　一般社団法人中部産業連盟