中産連のセミナー
開催セミナーのご案内
キャッシュ・フローを改善して収益力を高める運転資金管理の基礎知識
【会場orオンライン】
~棚卸資産と売上債権のキャッシュの流れを加速して、ムダのない効率的なキャッシュ・フロー を創る運転資金管理のしくみづくり~
◆キャッシュ・フローの流れを改善することは、企業のサプライチェーンマネジメント全体に影響を与え、
ムダのない収益体質を創ることにつながります。
効率的なサプライチェーンマネジメントは、オペレーション(生産管理、在庫管理、物流、売上債権管理)がスムーズに行われ、
資金の流れがうまく循環することで資金に余裕が出てくることにつながります。
この資金の循環を示す経営指標が「キャッシュ・コンバージョン・サイクル」です。
◆米国アップル社がこの経営指標を重視して効率的なサプライチェーンマネジメントを行い
潤沢な資金を生む効率的なキャッシュ・フローが同社の膨大な研究開発費をまかなっていることが知られています。
近年この「キャッシュ・コンバージョン・サイクル」を重要な経営指標として経営改善を進める企業が増えています。
◆キャッシュ・フロー計算書の読み方の基礎知識を学び、実際のキャッシュ・フロー計算書を読むことができるスキルを身につけます。
さらに運転資金管理の重要性と資産管理や資金管理の効率性を表す経営指標(回転率・回転日数)の基礎知識を学び、
「キャッシュ・コンバージョン・サイクル」の計測方法について解説します。
◆運転資金管理経営指標や「キャッシュ・コンバージョン・サイクル」を活用した経営改善手法を学び、
米国アップル社のキャッシュ・コンバージョン・サイクルを活用した経営改善手法を理解するとともに、
具体的な売上債権の早期回収の対策や棚卸資産(在庫)の削減方法についても学びます。
◆基礎から実践まで、キャッシュ・フローおよび運転資金管理の方法を理解して、自社にすぐに活用できるようにしていきます。
キャッシュ・コンバージョン・サイクルを改善して収益力を高める運転資金管理の基礎知識は、きっとすぐ利用できる改善手法として
役立つと考えています。
☑ キャッシュ・フロー計算書でカネの流れを読む基礎知識を修得し、
各企業のキャッシュ・フロー計算書を読むスキルを身につけたい。
☑ 運転資金管理の方法とキャッシュ・コンバージョン・サイクルを活用した資金管理の事例を学びたい。
☑ 運転資金管理経営指標を活用した経営改善の具体的な方法及び自社への展開方法を学びたい。
本研修では以下のことを学びます。
①キャッシュ・フロー計算書(C/S)を理解する
②実際のキャッシュ・フロー計算書の読み方を学ぶ
③運転資金管理とキャッシュ・コンバージョン・サイクルについて
④運転資金管理経営指標を活用した経営改善の方法
講師
足立 直樹 氏 あこう管理会計コンサルティングLLP代表 名古屋工業大学客員教授
講師プロフィール
トヨタグループで事業部門・コーポレート部門の部門長を歴任、2018年名古屋大学大学院博士後期課程産業経営システム専攻修了(博士号取得)。国内外の事業企画・経営企画・経理部門の実務経験と産業経営システムを中心とした最新の学術研究をベースとして、大学・大学院での管理会計教育およびコンサルテイング、分かり易いセミナー事業を推進し、受講者が真に役立つ知識の修得をすることができたと思える教育を心掛けています。
プログラム
Ⅰ.キャッシュ・フロー計算書(C/S)を理解する
1.キャッシュ・フロー計算書でカネの流れを読む
(1) お金の流れを理解する
(2) 営業・投資・財務キャッシュ・フローの3区分
(3) 営業・投資・財務キャッシュ・フローの読み方と経営判断
2.実際のキャッシュ・フロー計算書を読む
(1)キャッシュ・フロー計算書の構造
(2)D社とS社のキャッシュ・フロー計算書でわかること
【演習①】NIT社のキャッシュ・フローを読んで経営状況を考える
Ⅱ. 運転資金管理とキャッシュ・コンバージョン・サイクル
(1) 運転資金管理の重要性
(2) 棚卸資産回転率・売上債権回転率・棚卸資産回転日数・売上債権回転日数
(3) キャッシュ・コンバージョン・サイクル
(4) 債権と在庫の流れの管理
【演習②】㈱MJ機械アメリカの運転資金管理経営指標の計測
Ⅲ.運転資金管理経営指標を活用した経営改善
(1) 売上債権の早期回収の対策
(2) 棚卸資産(在庫)の削減とトヨタ生産方式(TPS)
(3) キャッシュ・コンバージョン・サイクルを活用した経営改善
(4) 米国アップル社のキャッシュ・コンバージョン・サイクル
【演習③】自社のキャッシュ・コンバージョン・サイクルを計測し経営改善に活用しよう
Ⅳ. 個別のキャッシュ・フロー改善の課題への対応方法についてのアドバイス
Ⅴ. 全体のまとめ
--------------------------------
【会場受講の場合】
・受講票と請求書を開催日の約2~3週間前に申込責任宛に郵送します。
【オンライン受講の場合】
・研修の配信システムは「Zoom」を使用します。
・テキストと請求書は、開催日の約1週間前にお申込責任者宛てにご郵送します。
・セミナー受講用の「参加URL」「ミーティングID」「パスコード」は、開催日の約1週間前に
ご参加者宛てにメールします。
【キャンセルについて】
お申し込み後のキャンセルにつきましては、以下のキャンセル料を申し受けます。
・会場受講の場合は、開催日の前日(土日祝日を除く)・当日 :100%
・オンライン受講の場合は、テキスト発送後(開催日の約1週間前):100%
※テキストの発送日はセミナーにより異なりますので担当者へご確認ください。
参加対象
●債権の回収管理や在庫管理および資金管理を担当している現場担当者及び実務担当者●キャッシュ・フロー経営をすることにより、資金の循環を効率化したい実務担当者・管理者●日々の資金繰り改善をして、運転資金管理を効率化したい経営者および現場監督者●経理部門・財務部門で資金管理をしている実務担当者および資金管理の改善をしたいと考えている経理部門マネージャー
- 日時
- 2026/2/26(木) 10:00~17:00
- 会場
- 名古屋: 中産連ビル 研修室
- 参加費
- 36,300円 (41,800円)
※消費税込み・( )内は会員外価格です
※オンライン受講の場合、恐れ入りますが、テキスト送付後のキャンセルが不可となりますことをご了承ください。
- 備考
- ①開催日から2週間前になっても、参加者が、5名に満たない場合は、中止又は延期にする場合があります。②録音機の持ち込みはかたくお断りしています。③テキストは会場にてお渡しします。参加者以外の方にはテキストはおわけしていません。④同業他社からのご参加はお断りする場合がございます。
- 担当
- マネジメント研修事業部 大土井 seminar@chusanren.or.jp
お申込み方法
下記のお申込みボタンをクリックいただき、表示されたお申込みフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンをクリックしてお申込みください。
お振込先
口座名 一般社団法人中部産業連盟
- 三菱UFJ銀行
- 名古屋営業部
- 当座 No.420222
- 三菱UFJ銀行
- 大津町支店
- 当座 No.420690
- 三菱UFJ銀行
- 名古屋中央支店
- 当座 No.1194624
- 三井住友銀行
- 名古屋支店
- 当座 No.1015177
- りそな銀行
- 名古屋支店
- 当座 No.493948
- 名古屋銀行
- 本店営業部
- 当座 No.4699
- 大垣共立銀行
- 黒川支店
- 当座 No.16288
- 十六銀行
- 名古屋営業部
- 当座 No.32632
- 中京銀行
- 大津橋支店
- 当座 No.103574
- 愛知銀行
- 本店営業部
- 当座 No.4808
- みずほ銀行
- 名古屋中央支店
- 当座 No.7347
- みずほ銀行
- 麹町支店
- 当座 No.19589
- 八十二銀行
- 長野駅前支店
- 当座 No.2015186