中産連のセミナー

リーンオートメーション講習会
【オンライン】

ムダな投資を省いたシンプルな自動化アプローチ

ねらい
1.ムダ取り、シンプル、改善をベースにした自動化、『Lean Automation』の概要を理解する
2.企画から生産までを見据えた自動化手順と、節目管理を俯瞰する
3.立上げ時の”炎上“を予防する、プロジェクト推進の勘所を押える
4.生産立上げ後の現場の苦労を知る

日本国内では人手不足等の危機感を背景に、自動化ニーズは高いものの実行に当たっては、業務手順、投資リスク、スキル不足等の不安要素も多く、なかなか具体的に推進していくことが難しいのが現実です。
当講習では、モノづくり力向上の一助として、ムダを省いた自動化アプローチ『Lean Automation』を実事例をまじえながらお伝えいたします。

*デンソーの70年の自動車部品製造で培ってきたモノづくりのノウハウを体系化したLean Automationは、株式会社デンソーの登録商標です。

講師

株式会社デンソー　キャリアエキスパート　原田 浩史　氏

講師プロフィール

1980年　名古屋大学工学部機械工学科、
1989年　スタンフォード大学工学修士課程経営工学課修士課程卒業
1980年　日本電装株式会社（現デンソー）入社
　　　　生産技術部にて工程設計・生産技術開発に従事
1991年・2008年・2015年より計15年、北米デンソーへ出向
2001年　生産技術部室長
2008年　北米拠点のディレクターとして北米生技・工機を統括
2019年　帰任
　　　　産官学共同プロジェクトとして「LASI」講師と
　　　　リーンオートメーションスクールのプロジェクトリーダーとして人材育成を推進

プログラム

1.人材育成がなぜ重要なのか
　―自動化と人材育成
　・日本の製造業が直面する課題
　・デンソーが実証したタイでの事例
　・デンソーがリーンオートメーションを展開する想い

2.利益を上げるための自動化
　―無駄をそぎ落とした自動化、リーンオートメーションとは
　・デンソーの生産システムの進化と自動化戦略
　・デンソー流ものづくりの底流に流れるリーンオートメーションという思想
　・自動化投資の基本を『四象限』で考察する

3.リーンオートメーション実践ステップ
　―自動化前の合理化の考え方
　・現状作業の分析・改善の着眼点
　・手作業から部分自動化へ
　・自動化に適した製品設計
　・組み立て易さと自動化コストの相関関係

　―シンプルな構想設計
　・ロボットの活用
　・ロボットからの設備構想の最適化へ
　・漏れのない設備仕様書の作成するために

　―保守改善活動で設備総合効率を高める
　・『生まれの良い設備づくり』という着眼点
　・IoT技術活用の有効性
　・ロスを全員参加でつぶしこむTPM活動

参加対象

自社のモノづくり力強化の戦略シナリオを検討している方、生産性向上のために自動化を検討している方、設備受注側として、発注者の要望を先取りした提案を目指す方

お申込み方法

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口座名　一般社団法人中部産業連盟