中産連のセミナー

セミナー番号　0414

現場で役立つＰＬＣ入門研修
【会場】

実機で学んで実務で活かす

　シーケンス制御とはあらかじめ定められた順序に従って制御の各段階を逐次進めていくためのもので、生産現場の設備の多くはＰＬＣ（Programmable Logic Controller）による制御技術で成り立っております。

　しかし、ＰＬＣによる制御は専門的な知識も必要になるため、以下のような悩みを多くの企業様が抱えていらっしゃるかと思います。

☑新入社員にＰＬＣの基礎を体系的に学ばせたいが指導できる人材がいないため困っている。
☑設備を触る機会が増えたが、故障が発生した際に自分で直すことができなくて困っている。
☑段取り替えごとにＰＬＣの調整に時間がかかり困っている。

　　　　↓　　　　↓　　　　↓　　　　↓　　　　↓　　　　↓

　本研修は、はじめてＰＬＣに触れる方に必要なＰＬＣの基本理論とＰＬＣを制御するプログラムの成り立ちについて実機を通して学習致します。 ハンディプログラマーを使用してＰＬＣの実装手順とバックアップ、基本回路入力、制御回路の作成ができるようになることを目指します。


＜本研修のポイント＞
①ＰＬＣ役割と回路を読み取ることができるように基本的なシーケンス記号を覚える
②機器への接続方法を理解し、どのような手順でプログラムを組めばいいかわかるようになる
③簡単な入出力配線と内部ラダー（シーケンスプログラム）で外部機器を動かす

講師

浜松　史郎　氏　カイゼンコンサルタントサービス　代表

講師プロフィール

大手自動車メーカの製造部門にて４３年間勤務。設備保全部門を中心にて管理者としても経験を積み、ファシリティや加工・搬送設備など多種多様な設備の保全を行ってきた。また、保全トレーナーとして社内技能講師や工場での改善活動の中心メンバーとして数多くの改善活動にも取り組んできた。２０１６年、ものづくりシニア塾卒業後に独立。豊富な実務経験を活かし、現在は製造業だけではなくサービス業などでもコンサルティングや研修講師として活躍している。

プログラム

1.ＰＬＣ制御を理解する
（1）ＰＬＣ制御とは
（2）ＰＬＣ制御を構成するものは
（3）ＰＬＣ制御に必要なもの
（4）ＰＬＣが扱う数値について
（5）ＰＬＣ記号を覚えよう

2.ＰＬＣを理解する
（1）ＰＬＣとはなにをするものなのか？
（2）ＰＬＣのしくみ
（3）ラダー図とＰＬＣ命令語について
（4）入力配線と内部ラダー（プログラム）
（5）ＰＬＣで何ができるのか

3.ＰＬＣ命令について
（1）命令とプログラム
（2）プログラムのしくみ
（3）基本的な命令語を理解する
（4）プログラムの手順
（5）タイマ回路について
（6）カウンタ回路について
（7）基本回路について（自己保持回路・インターロック回路他）

4.プログラム演習
（1）ＰＬＣ実装手順
（2）ＰＬＣバックアップ
（3）基本回路入力
（4）制御回路作成（オリジナル信号機等の制作）
（5）ＰＬＣトラブルシューティング

参加対象

製造、生産技術、生産部門の方　●新入社員にＰＬＣの基礎を体系的に学ばせたい方　●ＰＬＣに故障が発生した際に自分で対応できるようになりたい方　●PLCのしくみの基本を学びたい方

お申込み方法

下記のお申込みボタンをクリックいただき、表示されたお申込みフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンをクリックしてお申込みください。

お振込先

口座名　一般社団法人中部産業連盟