中産連のセミナー

セミナー番号　0304

開発業務に直結した戦略的な特許活動
【会場】

～発明の発掘/創造する技術者が知っておきたい特許関連業務の考え方・進め方～

技術者はとても多忙でやらなければならない仕事が多い！
技術者が生み出したアイデアや発明が世の中で特許として活用されることはとても重要です。

☑　社内の技術者は優秀でいい発明があると思うが、特許を取るところまで考えが回らない。
　　将来的に会社の戦略として、特許を考えていきたい。
☑　技術者の実務として、特許申請することに興味を持ってもらいたい。
☑　開発業務の成果として特許を捉え、日常業務として落とし込みたい。
☑　技術者自身で行うこと、チーム活動で行うことについて取組み方を学びたい。

本研修では以下のことを学びます。

① 柔軟で幅広いアイデア・発明の捉え方を理解する。
② 事例研究や具体的な講師の体験談をもとに発明を創造する方法を理解する。
③ 技術者自身が行う発明発掘と、チーム活動としての発明発掘手順を理解し、
　 より質の高いアイデア・特許や発明を発掘することができる。
④ 技術者が行うべき知財活動がどのようなものであるかを理解し、
　　開発業務の中に知財活動を落とし込む大切さを理解する。
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　「特許」は事業を強くするために重要な戦略です。日々の開発業務が忙しい中で、「特許」に繋がるようなアイデアや発明をどのように造りだせばよいのか悩みを抱えている技術者が多いようです。ですが、「アイデア・発明」は実は常日頃の開発業務中に気づかぬうちに生み出されている実態が多くあることが否めません。
　本研修では、そのような「アイデアや発明」に気づき、活用することができるように、良い「アイデア・発明」とは何かということから、アイデア・発明を創造し発掘する（気づく）具体的な手順や技術者が知っておきたい特許関連業務の進め方について、講師の実務経験や体験事例を交えて具体的にお話いたします。

講師

山口晃志郎特許事務所　弁理士　山口　晃志郎　氏　

講師プロフィール

1983年名古屋工業大学工学部機械系学科卒業
ブラザー工業株式会社開発部門で34年間勤務（開発設計・特許技術）
・発明者として国内特許出願４１０件　特許登録２１4件　米欧中へも多数特許出願し登録
・技術者＆弁理士の二刀流で、技術開発／知財戦略の立案と実践を推進　

プログラム

１．どんなアイデア・発明が良いのか？
　～実は、良いアイデア・発明は無意識のうちに生まれている～
　（１）アイデア・発明とは？
　（２）特許になるアイデア・発明は？
　（３）質の高い良いアイデア・発明とは？
　（４）発想力の高め方
　（５）知っていると有利な創造性開発の技法

２．質の高い発明を創造・発掘する方法
　（１）特許発明の創造
　　　①特許発明は開発業務の成果である
　　　②「特許発明」は特別な仕事でなく日常業務
　　　③特許出願は開発業務の一部
　　　④「特許提案書」は優れた業務レポート
　　　⑤先行技術を理解し、他社技術に対する改善点を明確にする
　　　⑥競合製品に勝つ
　（２）二つの発明発掘の手順
　　　①技術者自身で行うこと
　　　②チーム活動で行うこと
　（３）発明の創造・発掘の事例～経験談も交えて～
　　　①課題を解決する発明 ～本流ではなく次善の策が功を奏する～
　　　②10 年越しの発明発掘 ～時に過去を振り返ることも必要～
　　　③事業を継続的に維持する特許発明の創造 ～戦略的な特許発明の創造と出願～

３．事業に貢献する技術者が行うべき特許活動
　（１）特許出願戦略の基本的な考え方
　（２）技術者が行うべき具体的な特許活動
　　　①開発初期段階
　　　②開発開始から終了まで
　　　③そして数年後

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【受講案内について】
・受講票と請求書を開催日の約２～３週間前に申込責任宛に郵送します。


【キャンセルについて】
お申し込み後のキャンセルにつきましては、以下のキャンセル料を申し受けます。
・開催日の前日(土日祝日を除く)・当日　　　：100％

参加対象

開発、設計、技術系部門の方　●会社の戦略として特許を考えていきたい方　●開発業務の成果として特許申請をしていきたい方　●実務として特許申請の基本を学びたい方

お申込み方法

下記のお申込みボタンをクリックいただき、表示されたお申込みフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンをクリックしてお申込みください。

お振込先

口座名　一般社団法人中部産業連盟