中産連のセミナー

トヨタ生産方式に基づいた「儲かる」生産保全
【会場orオンライン】

～トヨタ生産方式の徹底で進化する生産保全～

　「保全」というと「設備保全」が一般的なイメージですが、トヨタ生産方式に基づいて実効を出す環境を整えるのが本来のトヨタ生産方式における保全活動です。良い品を必要な時に効率的に造れる『可動率100%』への挑戦を全員(製造・保全・生技部門)が一体で進める。『生産そのものの保全』こそが本来の保全活動であると位置付けています。
　本講座では「流れ」を阻害する要因(頻発停止、設備トラブル)を低減する単なる設備保全だけではなく、安全・品質・出来高などを高いレベルに安定させ、生産設備の最大効率と生産コストミニマムを追及する活動としての「生産保全」を具体的な事例を交えながら解説します。

ものづくりを生業とし、生産・保全業務に従事する皆様からのご参加をお待ちしています。


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講師

株式会社TPSソリューションズ　代表　村田　明彦氏

講師プロフィール

　トヨタ自動車入社以来、一貫して生産畑を歩む。シャシー、エンジン機械加工、組付け、鋳造など幅広い工程での改善に従事し、また設備診断・兆候管理技術および原価改善などの指導も行った。特にトヨタ生産方式を具現化するために欠かせない保全技術の確立・革新を通じた「生産保全」に携わる。現在は多くの企業での改善活動に「企業人目線」で参画する。

プログラム

９：３０～１６：３０

１．トヨタ生産方式（ＴＰＳ）と保全の関係
　　(１)トヨタ生産方式（ＴＰＳ）とは
　　(２)ＴＰＳを進めると在庫が減るのか？
　　　　在庫を減らすからＴＰＳが進むのか？
　　(３)ＴＰＳにおける保全の役割

２．「保全」は意外と奥深い
　　(１)生産保全の意味
　　(２)ＴＰＭとＴＰＳとＴＱＭの関係

３．生産保全は「儲かる保全」
　　(１)原価の構成
　　(２)製造原価の内訳
　　(３)原価低減はムダ（ロス）の削減

４．生産保全は「品質保全」
　　(１)品質は工程で造り込まれる
　　(２)実施例

５．ＴＰＭ活動から学んだこと
　　(１)微欠陥の発見と修理・改善・維持のしくみ作り
　　(２)「加工点解析」による「ものづくりの本質改革」
　　　①特性要因図について
　　　②加工点解析について
　　　　・目的
　　　　・作成方法
　　　　・実施例

６．ＴＰＳの徹底で進化する生産保全
　　(１)リスク基準保全
　　(２)プロアクティブ保全

７．ＴＰＭ　設備総合効率向上活動の進め方

８．品質保全　１サイクル波形の解析による最適加工条件の見つけ方

９．加工点解析による最適切削条件の見つけ方

参加対象

生産技術、保全、製造の管理監督者の方々

お申込み方法

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お振込先

口座名　一般社団法人中部産業連盟