中産連のセミナー

セミナー番号　0339

ゴム材料の基礎と選定・加工のポイント
【会場】

ゴム材料が与える影響と使い方の知識

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※閲覧の際、音声にご注意ください。　
開発・設計部門の方はもちろん、品質・生産技術・生産部門の方も、直接関係する部品の材料だけではなく、その部品が関係する相手部品の材料を含む幅広い材料知識・知見が求められます。

本研修では、その中で【ゴム材料】を取り上げます。
今後、製品の高機能化、複雑化が進むにつれ、「最適な選定と正しく使用するための確かな基礎知識」が必須となります。モノづくりに関係する方には是非受けて頂きたい研修です。


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講師

株式会社ワールドテック　技術コンサルタント　齋藤　隆重 氏

講師プロフィール

1980年にデンソーに入社し、材料・生産技術開発の要素技術開発を担当した。始動機、発電機の絶縁・接着処理・巻線の開発、海外生産に備えた欧米の現地調達材料の開発などをおこなってきた。また、製品開発の品質確保のための仕組みづくりやそのための人材育成にも携わってきた。社内講師としても活躍し、事業部のマネジメント人材の育成を行うために研修講師としても活躍してきた。2023年にデンソーを退社し、これまでの経験を活かして技術コンサルタントとして活躍している。愛知工業大学にて「品質工学」などの非常勤講師としても活躍している。

プログラム

１．概要
　（1）ゴム材料を理解するために
　（2）ゴムの定義
　（3）高分子材料の利用分野
　（4）ゴム材料の用途
　（5）加硫ゴムのトラブル

２．ゴム材料の基礎
　（1）ゴムの種類
　（2）ゴムとばねの伸縮メカニズムの違い
　（3）高分子材料とゴムの関係
　（4）ゴム材料とプラスチックの関係

３．ゴム材料の特性
　（1）ゴム材料の機械的性質
　（2）粘弾性特性
　（3）疲労特性
　（4）ゴムの寒さ対策
　（5）耐水耐油対策
　（6）ゴム材料の劣化

４．ゴム材料各論
　（1）ゴムの分類と種類
　（2）天然ゴム
　（3）合成ゴム
　（4）主鎖に不飽和結合をもつゴム
　（5）化学的安定性の高いゴム
　（6）主鎖に炭素・酸素・窒素をもつゴム

５．ニーズに応える材料づくり
　（1）ニーズに応える材料づくりとは
　（2）強いゴムを作る方法
　（3）ゴムの硬さを調整する方法
　（4）伸びと架橋密度
　（5）残留ひずみと架橋密度
　（6）耐摩耗性を向上させる方法

６．ゴム製品と材料の特徴
　（1）シール製品
　（2）特殊なゴム材料と製品

７．ゴム材料の製法
　（1）ゴム材料の製法と特徴
　（2）生ゴムのゴム材料へのプロセス

８．トラブル対策
　（1）加硫ゴムのトラブル
　（2）トラブル解析の具体的方法

参加対象

開発／設計／品質／生産技術／生産部門の方(初心者～中堅技術者)

お申込み方法

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お振込先

口座名　一般社団法人中部産業連盟