中産連のセミナー

【浜松開催】「1日で学ぶ　図面の見方・読み方」
【会場】

〜現場から営業部門まで 図面利用者のための基礎講座〜

■機械系モノづくりの必須知識■

設計図面とは、モノづくりにおけるコミュニケーション媒体です。その中には、図形形状以外に、正確な寸法・公差・はめあい・幾何公差・表面粗さ、部品であるネジ・歯車・ばね・軸受や、溶接・材料の記号など、モノづくりに必要なすべての情報が入っています。
質の高いモノづくりの実現には、この設計図面に込められたお客様の要望と設計者の意図を正確に読み取る力が必要です。

本研修では、そんなモノづくりに欠かすことのできない、「図面から情報を読み取る力」を身につけます。


　　　　　　　　　　✤　　　　✤　　　　✤　　　受　講　者　の　声　　　✤　　　　✤　　　　✤

✍寸法測定業務の必須知識を得られるので、部下や後輩に受講を勧めたい。図面通りに製品・部品が作製できているのかの精密寸法測定に応用する。(品質評価グループ)

✍設計者の意図の読み取りなど、図面知識なしには理解することが難しいため、部下にも受講してもらいたい。見積り算出の際に公差なども考慮する。これまでは専門部署に指摘されるまで気づくことができなかったので。(営業主任)

✍記号の意味などをよく理解できた。仕様書を作る際にも最小スペースで最大の情報を入れたものを作れるようにしていきたい。
(品質管理課)

✍仕入先選定の際、自分が図面を理解している必要があるので、その助けになる。(拡販部)

講師

株式会社ワールドテック
代表取締役社長　寺倉　修 氏

講師プロフィール

1975年、名古屋工業大学計測工学科卒業後、㈱デンソーに入社。２７年間、技術部で自動車部品の開発・設計に従事、ボデー系、パワートレイン系などの２０種類以上のセンサー、アクチュエータを開発・設計し、車載を実現。製品の開発・設計・量産まで、上流から下流まで幅広く経験。2005年より、コンサルタントとして活躍。最終役職、機能品技術部室長。

【実績】・1998年　日本初となる２種類の製品をリーダとして開発、車載を実現　
　　　　　１）オートワイパ用レインセンサー［Toyota Lexus 1998］
　　　　　２）AT用Hall IC方式回転センサー［Volvo 1998］
　　　　・1998年　日本自動車学会で発表
　　　　・2000年　トヨタ技術賞にノミネート
　　　　・2001年　米国自動車学会［ＳＡＥ］で発表、優秀事例集に掲載
【著書】・「設計力」こそが品質を決める－デンソー品質を支えるもう一つの力
　　　　　　(2009年 日刊工業新聞社)
　　　　・車載センサの基礎2010'の総論執筆(2009年 日経BP社)

プログラム

１．図面の目的と基本要件

２．図面の仕様
　(1)製図規格
　(2)図面の種類
　(3)図面作成上の基本原則
　(4)製図用紙
　(5)尺度、線、文字

３．図面の表し方
　(1)投影図
　(2)補助となる投影図
　(3)その他図示法
　　　・展開図
　　　・対称図形の省略
　　　・繰り返し図形の省略
　(4)特別な図示
　(5)断面図の示し方
　　　・断面図とは
　　　・断面図の種類と表し方◇全断面図

４．寸法の入れ方
　(1)単位
　(2)寸法記入の原則
　(3)寸法記入方法
　(4)曲線の寸法記入法

５．寸法公差とはめあい
　(1)寸法公差
　(2)はめあい

６．表面性状の図示法
　(1)種類
　(2)定義
　(3)図示法

７．幾何公差
　(1)データム
　(2)幾何公差
　(3)最大実体公差法

８．機械要素の図示法

９．図面管理

【受講票等の送付について】
　●受講票と請求書を開催日の約２～３週間前に申込責任者宛に郵送します。

【キャンセルについて】
　お申し込み後のキャンセルにつきましては、以下のキャンセル料を申し受けます。
　●開催日の前日(土日祝日を除く)・当日：100％

参加対象

研究開発・設計・技術・購買・製造・営業部門の方／これから機械系技術者を目指す方／営業・調達・購買担当の方／図面を見て的確な指示をしたい管理者の方／図面に書き込まれている内容、記号の知識を得たい方

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口座名　一般社団法人中部産業連盟