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見える方針・目標管理

ねらい

VMによる方針・目標管理とは、VMボードに目標管理の書類をわかりやすく、見やすいレイアウトと表示方法で掲示し、その前で関係者がPDCAの内容のレビューとコーチングを行いながら、目標管理サイクルをまわしていく管理のやり方をいいます。

多くの企業で、通常、目標管理の書類はファイルに綴じられていたり、パソコンの中で保管しているケースが多いために、途中での実施状況のチェックやレビューが充分に実施されず、目標管理が効果的に行われていないケースが見受けられます。

これに対して、VMによる目標管理を行うと、確実にチェックやレビューが実施されるため、具体的施策の「実施率」が向上するため目標の「達成率」が飛躍的に向上することをねらっています。

結果的に、目標管理に関する報告のための書類作成や会議を劇的に削減することができます。

特長

VMによる方針・目標管理の特長は以下のとおりです。

(1)方針・目標の連鎖がひとめで分かる

会社方針・目標と部門(部、課など)の方針・目標の連鎖、そこから「課題別目標管理表」と「個人別業務日程計画表」への連鎖を色や番号、矢印などでひとめで分かるようにします。(図1:方針・目標管理ボード)

(2)具体的施策の実行計画に対する進捗状況がひとめで分かる

目標達成のための具体的施策の実行計画に対する進捗状況を、○(予定通り)、△(予想遅れ)、×(未実施)などの記号でひと目でわかるようにします。(図2:目標管理表)

(3)目標値の達成状況がひとめで分かる

目標値の達成状況を、「ニコニコマーク」「涙マーク」「怒りマーク」「ドクロマーク」などでひと目でわかるようにします。(図3 目標達成状況総括表)

(4)VMボードの前でレビュー・コーチングが出来る

VMボードの前で、定期的もしくは随時、目標管理の進捗状況、達成状況およびPDCAの中身に関して、レビューを徹底的に実施して、担当者に対するアドバイスと指示を行うことが必要である。これを、会議室ではなく、VMボードの前で、いつでも行うことが肝要であり、可能となります。

事例

従来の目標管理制度をVMでマネジメントするようになりました。具体的には以下のとおりでです。

(1)方針・目標の連鎖が見える

会社の発展と業績の向上に直結する目標が設定され、会社・事業部・部・課の目標が連鎖して見えるようになりました(図1:方針・目標管理ボード)

(2)具体的施策がPDCAが見えるマネジメント

目標達成のための具体的施策のP(計画)、D(実施結果)、C(問題点・原因究明)、A(処置・対策)が見えるため、上司によるレビュー・コーチングがいつでも・容易に出来るようになりました(図2:目標管理表)

(3)会議マネジメントからVMマネジメントへ

会議での発表・報告のための目標管理から、週次サイクルあるいは随時レビュー出来る環境となりました

(4)目標管理と日常業務管理との連動

目標に関連した日常業務をVMで管理することで、具体的施策の実施率が高まり、管理サイクルを短くすることでタイムリーな対応が出来るようになり、目標達成度が高まりました

成果

(1)具体策の実行計画の実施率向上

従来は、具体策の実行計画を作成しても、見えるようになっていなかったために計画通りに実施しないことが多かったが、VMで管理することにより、計画通りに実施する割合(実施率)が高まりました

(2)具体策の実行計画の有効性向上

実行計画のPDCA管理サイクルをまわすことにより、当月改善Act.→次月計画Pへ反映することによって、毎月の実行計画の有効性が高くなり、的を射た改善ができるようになりました

(3)目標達成度の向上

(1)(2)にて、精度の高い具体策の実行計画を立案し、その実施率を高めることによって、結果として、目標の達成度が高まりました 

表:具体策の計画実施率と目標達成率との相関

図1:方針・目標管理ボード

図2:目標管理表

図3:目標達成状況総括表

お問い合わせ先

  • 東京事業部
  • 〒102-0083 東京都千代田区麹町3丁目2番6号(垣見麹町ビル5F)
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