中産連のコンサルティング
・企業内研修

狙い

ITシステム導入において、以下の課題を解決すること。

①ITシステムを導入したいが、具体的なシステム要件をITシステムベンダーに伝達することが困難

②複数のITベンダーから提出を受けた提案書の内、どれを選択すべきか判断ができない

③自社の課題を解決するためにどのようなITシステムが適しているのかわからない

※ITベンダー：企業が必要とする情報技術に関連した機器やソフトウェア、システム、サービスなどを販売する企業

提案依頼書（RFP）とは

自社の経営課題を解決するために必要なITシステムの要件や要望を書類にまとめたもの。

RFPを作成して、複数のITシステムベンダーに配布して説明することにより、 以下のメリットが発生する。

①自社の要望や制約条件を、複数のITシステムベンダーに同じように伝達することができる

②自社が示した枠組みの中で、ITシステムベンダーからの提案内容を受けることができる

③結果的に、複数社からの提案内容の比較検討が可能となる

提案依頼書（RFP）作成支援コンサルティング　プログラム

ITシステム　提案依頼書（RFP）作成支援コンサルティング　事例

●会社の概要

・業種（建設・製造業）

・従業員数：約80名

・RFP作成に至る背景と目的
自社の独特な業務処理内容をスマートに解決できるパッケージソフトが見つからない。そのため、スクラッチ開発（自社独特のソフト）により、新システムを構築し導入したいが、社内にITシステムに詳しい人材がおらず、どのように進めて良いのか、どこのITシステムベンダーに依頼してよいのか不明であった。

●実施ステップ（①開始～③完了まで約3カ月。④は開発案件による。）

●成果

提案依頼内容を明確にしたRFPを、複数のITベンダーに対して同時に説明を実施した。これにより、以下の成果を得られた。

①自社の求めるITシステムのイメージに極めて近い内容の提案を、ITシステムベンダーから受けることができた。

②ITシステムベンダーから提示された提案内容を統一された基準で比較することができた。

③多くの場合、システム開発の※下流工程で問題となる事柄をRFPに記述して合意を取ることで、早い段階で問題を解消しておくことができた。

※典型的なシステム開発の工程を上流と下流に分けると以下の通り。
上流工程：要件定義、概要設計、基本設計、
下流工程：詳細設計、製造、各種テスト、移行、運用保守

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