中産連のコンサルティング
・企業内研修
コンサルティングプログラムのご紹介
管理・間接業務の自工程完結
狙い
企業や職場を取り巻く厳しい環境の中、多くの品質問題や不祥事が発生しています。そのような問題を起こさないように、職場の各人が自分事として捉えて、仕事の質を向上することを意識し、仕事のやり方の見直しを行う必要があります。自工程完結の活動を行うことによって、仕事の手戻りを無くし、業務をシンプル・スリムにすることが可能になります。
さらに、正常・異常の判断が担当者でも管理者でもできるようにすることを狙いとします。
特徴
①トヨタ自動車や多くの企業で実践されている「自工程完結の活動」を自分の職場で実践を通して学ぶことができます。
②活動メンバーは、経験豊富なコンサルタントから自工程完結の考え方について学びます。ステップ毎に、進め方のポイントと多くの事例の講義を受けながら、具体的な手法を学び職場で実践します。
③各職場で問題解決の手順に沿って実例で議論しながら手順や段取りの標準をつくり、標準通りに足跡を残しながら実践し、結果だけでなく仕事の進め方も評価します。
④さらにこの活動を継続させることによって、改善の経験や知見を参考に、非定型な業務においても仮説や段取りを徹底的に考え、想定外のリスクを回避することに役立てます。
標準プログラム
①活動の進め方
②具体的な活動
1.後工程または顧客の要求からひとつひとつの仕事の目的・目標・必要なアウトプットを明確にする
2.業務のプロセスは、「こうなっているはず」で描かず、現状をインタビューしたり、現物のアウトプットを確認して、分岐や合流・戻りのプロセスも描く
3.特に重要なプロセスを明確にしたうえで細かく分解することにより、曖昧さや標準のなさに気づくことができる
4.これでよし!と判断出来る最小単位を「要素作業」と定義し、担当者及び管理者の双方が仕事の良否を判断できるレベルまで細分化する
5.判断基準を設定する。
判断基準=後工程の要求する品質が、担当者と管理者の双方が、仕事の良否を判断できる科学的・論理的・定量的な基準
6.目的のアウトプットを出すための作業に必要なもの(要件)を全て洗いして明確にする
7.重要な作業を行うポイントを整理して、問題点を十分話し合う
8.洗い出した問題点・気づきを整理し対策案を考える場合は、RPA等の自動化を前提にプロセスを変更する
9プロセスを標準書に落とし込み、マニュアル化する。ロボットで自動化シナリオを作成する
10.対策後のマニュアルを使って業務を進め、関係者や上司とのタイムリーな報告・連絡・相談を行い、発生した問題は足跡(メモ)を残す
成果
以下のような成果が期待できます。
①仕事の手戻り・やり直しが減り、工数・負荷を削減することができる
②標準を維持・改善する過程で、良い仕事の仕方を身につけることができる
③業務の整理ができ、新しい価値の高い業務に時間を振り分けることができる
④担当者が替わったときにも、同じ仕事をすぐに新しい担当者に引き継いでいくことができる
⑤標準を基にして上司も部下と仕事について話し合いができる
⑦業務の効率化により、残業時間が削減し働き方改革を促進できる
⑧部分最適がなくなる
⑨他部門とのコミュニケーションが深まる
⑩調整会議・対策会議が減る
お問い合わせ先
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