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中産連のコンサルティング
・企業内研修

企業内研修のご紹介

FMEA・FTA研修

研修の目的

①信頼性工学の代表的手法であるFMEAとFTAの活用法を身に付け、実務の課題における品質不具合発生の未然防止を実現していく。

②ロジックで展開する能力、網羅的に見て抜け漏れを防ぐ能力の開発につなげる。

「FMEA」とは

◆FMEA(Failure Mode and Effects Analysis)は、JIS C 5750-4-3 故障モード・影響解析にて、その考え方が説明されている。故障(Failure)は「要求された任務の遂行能力を失うこと」と定義されており、適用範囲を広げて用いることができるようになっている。

◆FMEAを実施する目的は、システム(機器または機器以外)機能への望ましくない影響を明らかにすることで、システムの信頼性・保全性・安全性を改善し、顧客の要求事項を満足させることである。FMEAの実施によって、潜在的な問題点の早期発見によるシステムの安全性向上が図れるが、他にも設計・試験・評価の効率化や固有技術の体系化も期待できる。

◆代表的なFMEAには、構成機構・部品の機能を対象にした「設計FMEA」と、プロセスを対象にした「工程FMEA」がある。

工程FMEAの例

「FTA」とは

◆FTA(Fault Tree Analysis)は、JIS C 5750-4-4 故障の木解析にて、「設定した頂上事象の発生の原因、潜在的に発生の可能性がある原因または発生の要因を抽出し、頂上事象の発生条件及び要因の識別及び解析を行う手法」である。

◆FTAが対象とするシステムは機械、人、プロセスにわたり、“故障”は失敗や不具合も含む広い意味をもつ。システムとその構成要素の機能は、システムを頂点とする木構造で表され、機能を果たしている状態(正常、成功)と機能を果たしていない状態(故障、失敗)のいずれかの状態をとる。システムの故障は、下位の構成要素の故障、またはそれらの組合せによって生じる

FTAの例

研修プログラムの例

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