1. ホーム
  2. コンサルティング
  3. コンサルティング・企業内研修事例検索

中産連のコンサルティング
・企業内研修

企業内研修のご紹介

CAL(Chusanren Action Learning)

対象者

中産連アクションラーニング(CAL)は、中堅社員から、上級管理職を含む全ての管理職が対象です。

ねらい

①中産連アクションラーニングとは

アクションラーニングは、問題解決(成果)、リーダーシップ開発、チームビルディング、学習する組織の構築を同時に推進するプログラムです。問題が解決せず、成果が上がらないのは、ほとんどの場合、組織やチームに厚い信頼関係に基づく協働が成立していないからです。組織上の問題をセッションと呼ばれる対話手法を通してチームメンバー全員のものとして深く共有し、相互にコミットメントできれば驚くほど即効的に問題解決が進むばかりか、やがて活き活きした組織風土を構築し強固な業績向上の体質を構築していきます。

■ケーススタディによらず現実の困難な問題に関し

■信頼し共有できるメンバーどうしでチームを形成し

■ラーニング・コーチのファシリテーションのもとに

■支援的かつ誠実な態度で相互に質問を行い

■深いリフレクション(省察、ふり返り)を醸成させ

■行動計画を立案実施しそのプロセスを更にふり返る

■個々人の意識改革と人材開発の手法である

■その結果組織風土の変革を推進しうるツールとなる

②アクションラーニングのねらい

アクションラーニングでは自らが現に有してる問題を解決することを通じて高度な実戦的リーダーシップを養成することが目的となります。もちろんこれは当座の目的であり、この研修の成果が充分に確認されれば、適用階層を広げ、問題解決を通じた学習組織構築による体質強化と言ったことも視野に入ってきます。

アクションラーニングの一般的効用は、①問題解決②リーダーシップ開発③チームビルディング④学習する組織の構築の4点であるとされます。

アクションラーニングの効用

特長

アクションラーニングでは、絶対に安心して真の問題を話し合う場面をセッションとして確保していきます。このセッションの場において、経験豊富なアクションラーニングコーチが適切な運営を実施すれば、受講生に対してアクションラーニング実施後に爽快感やスッキリ感をもたらし、受講生が体験したセッションにおける深い省察は、体験した人に強く焼きつけられます。

①セッション

セッションは、受講者12名の場合、各6名×2グループを形成し、各々のグループによって運営されます。  各グループでは、参加メンバー全員が実際の問題を提示し、提示された問題について「質問」「リフレクション」を繰り返し、各々の真の問題を再定義します。この過程の中で「解決のための行動」に対する認識を深めていきます。このセッションはグループメンバー全員が「問題提示者」となり、計6回実施されます。 

■問題提示者

6人のメンバーの内、1名は実際に抱えている自らの最重要な問題を説明します。ここからセッションはスタートします。その後は、問題提示者やその他メンバー間の質問を重ね、リフレクションを通して、本質的な問題の理解に踏み込んでいくことになります。 

■問題の再定義

各提示者は、セッションを実施することによって見出された真の問題を、新たな問題として再定義します。 

■行動計画

各問題提示者は再定義した問題解決を実践するために必要な行動(課題解決、働き掛け、組織再編、目標設定及び実行など)を行動計画に落とし込みます。この際にも、グループメンバーからの省察的な質問に基づくリフレクションが重ねられます。

②質問とリアクション

■質問の効果

多くの場合、問題解決手法においては、メンバー(受講者)が提供する知識やアイデアをベースに方策を模索すます。しかし、視点の幅が狭いため、月並みな問題を解決するには効き目があっても、組織の役割や課題といった複雑かつ本質的な課題に対する効力には限界があります。当セッションでは「質問」から始めることで受講者相互が得た情報が実情に合ったものかどうかを判断することができます。実際の組織における「解決のための行動」を認識する鍵は、新鮮な質問から始めることにあり、既成概念や知識ではありません。質問は真の役割や責任の周辺にある余分な事象を削ぎ落とし、本質を導き出すことを促進していきます。

■リフレクション

リフレクションには、「回想する」「熟考する」「引き離す」「意味づけをする」「理解しようとする」という意味があります。質問と答えとの間に横たわる沈黙の時間は、受講者相互の前提を検証し、共通の視点を見出す機会を与えます。このような質問とリフレクションを繰り返す中から、決して形式的、一般論的ではない、真に組織の実情に即した「期待役割」を見極める深い思索が創出されることになります。

③深い省察が得られたセッションイメージ

アクションラーニングでは、チームで話し合いながら問題解決を進めていきますが、このチームでの話し合いを「セッション」と呼んでいます。通常、職場における自身が解決しなければならない本当の問題は、容易に解決することが難しく、だからこそ頭がスッキリせず、モヤモヤした状態が続きます。「なぜ問題が解決しないのか?」いつも迷っていたり、悩んでいるというのが実情ではないでしょうか。迷いがある状態で、解決行動に移ってもなかなか思うような結果を導くことはできません。

しかし、アクションラーニングにおけるセッションでは、具体的なセッションの進め方は後述しますが、様々な観点から質問が飛び交い、質問に答えるというプロセスを繰り返すことで、問題に対して深い気づきを得たり、解決に向けた決心が生まれます。

モデルプログラム

中産連アクションラーニングの標準的なプログラムは、2日間コースです。

通常、6回までのセッションを行い、セッション中に何度も深く内省を行える機会があります。

お問い合わせ先

  • 東京事業部
  • 〒102-0083 東京都千代田区麹町3丁目2番6号(垣見麹町ビル5F)
  • TEL 03-5275-7751 FAX 03-5275-7755