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おかげさまで創立75周年を迎えることができました。

2023年4月1日をもちまして、当連盟は創立75周年を迎えることができました。
これもひとえに会員企業のみなさまをはじめ、産業界、政府機関・地方公共団体、学会など関係各位のご支援ご厚情の賜物と深く感謝いたしております。

終戦後間もない1946年10月、賠償指定の解除と民需生産への早期転換を実現するため、商工省(現経済産業省)の肝いりにより前身である新産業連盟東海北陸支部が結成されました。
それからおよそ1年半にわたり地元企業の再建と賠償問題の解決に積極的に取り組みましたが、1947年2月、対日占領政策の変化により賠償指定は事実上放棄されるなど、一連の過酷な政策も次第に緩和されてきたことから新産業連盟の役割は終わったとする声が多くなりました。

同時に、統制経済下の産業界を一日も早く復興・発展させるために、もっともっと広い視野にたった官民双方の紐帯となる民間機関の設立が必要との認識が高まってきました。
戦後の混乱がなお続くなか、なんとかして立ちあがろう、復興しようという新生への息吹が感じられはじめた1948年4月1日、新産業連盟東海北陸を発展的に改組した新しい団体、社団法人中部産業連盟が誕生しました。

その後、1950年代にはいると、統制経済の急速な退潮とともに生産活動も本格化し始めるなど、当連盟を取り巻く客観情勢は大きく変化し、それまで果たしてきた官民の紐帯の役割はややうすれてきました。
そこで、産業界発展のために何を為すべきなのか、何ができるのか、今後の進むべき方向について、自らと真摯に向き合い、考え抜いた結果、業種の如何、経営規模の大小にかかわりなく、常に共通・普遍的なサービスを提供できるマネジメントの分野こそが産業界共通の問題であり、大目的なのだと結論づけました。

ここに、現在に至る研究-開発-コンサルティング-教育訓練を一貫しておこなう「マネジメント専門団体」としての方向が定まりました。
以来、当連盟は「新しい明日」を目標として、産業界のニーズに対応した「組織の人材育成を支援する研修事業」、「経営課題の解決を支援するコンサルティング事業」、「会員のみなさまへのサービスを提供する会員事業」の開発・展開に取り組んでまいりました。

そして、いま、VUCAの時代といわれるなか、「なんとかして立ちあがろう、復興しよう」という先達の熱き思いを胸に、これからも職員一同、より一層の努力を続け、より良きパートナーとしてみなさまのご期待にお応えできるよう精励してまいります。

2023年4月1日
一般社団法人中部産業連盟

本件に関するお問い合わせ先

一般社団法人中部産業連盟 広報部
TEL:052-931-3191 E-mail:members@chusanren.or.jp