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中産連のコンサルティング
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コンサルティングプログラムのご紹介

(中小企業版)SBT認定支援コンサルティング

■SBTiとは

Science Based Targetsイニシアティブの略である。

国際的なイニシアティブには、主なものとして、SBT、RE100、GHGプロトコル、CDPがある。

SBTiは、WWF、CDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアティブのことにで、企業に対し、気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べ、1.5度に抑えるという目標に向けて、科学的知見と整合した削減目標を設定することを推進している。

この目標設定を支援するためのガイダンスやツールなども策定している。

SBTiのもとで意欲的な削減目標を設定することにコミットした企業が、2022年現在3,000社以上となっている。 (出所:WWFジャパンHP記載文を一部修正)

■SBTとは

Science Based Targetsは、パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの)が求める水準と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する温室効果ガス排出削減目標のことである。※2022年7月以降、1.5℃水準(傾き4.2%/年)が必須となった。

■SBT認定支援コンサルティングのねらい

・過去の実績値に基づいた、経済的に可能な技術手段によるカイゼンではなく、将来の目標から現在実施すべき目標や手段を決める方法(バックキャスティング)を使って、中期目標設定を支援します。

・削減目標達成のための手段として、省エネ運用改善、省エネ設備投資、再生可能エネルギー導入、カーボンニュートラル素材の購入、カーボンニュートラル製品の販売の中から、CN(カーボンニュートラル)診断により、貴社の方針に沿いながらも、実現可能削減手段を提案します。

■SBTの認証のために最小に把握する排出量の種類

対象期間:1年間

対象範囲:(自社+グループ会社)における組織の排出量

原材料調達・製造・物流・販売・廃棄など、一連の流れ全体から発生する温室効果ガス排出量=Scope1排出量+Scope2排出量+Scope3排出量

Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)

Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出

Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)

出典:環境省 http://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/supply_chain.html

■SBTに取組むメリット

1.資金調達で優位(ESG投資の対象となる)

2.顧客からの評価向上

3.サプライチェーンの調達リスク低減やイノベーションの促進

4.社員のモチベーション向上・採用力強化

■中小企業版SBT認定のメリット

出典:環境省 http://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/supply_chain.htm

■SBT認定事例(A社)

■SBT認定の流れ

※大きな変化が生じた場合は必要に応じ目標を再設定(少なくとも5年に1度は再評価)

※全て英語での申請となります。

■SBT認定支援サービス

■スケジュール例

■中産連の特徴

・あらゆる業種、規模の組織に対応。

例1.自社商品を持っていて、SCOPE3やLCAによるCO2排出量を算定したい組織。

例2.一次情報の取得とDB・LCAソフトなどを二次情報の活用が可能。

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