中産連のセミナー

【課題解決研究交流会】
テーマ⑦「主要業務の属人化」を解消する対策
【会場】

「専門的なスキルや背景理解が必要な業務で属人化」で困った

「課題解決研究交流会」は、外部プロ人材【課題解決隊】が、企業で課題を解決した研究事例（テーマ）や知見・経験を活かして解決方法や知識を基に、「ゼミ方式」により自らの発表（対話）や討論（交流）により主体的に学習を進める形です。「課題解決研究交流会」は、課題解決に向けた取り組みに気付く研究交流会であり、「一般的な職務上必要となるスキルや知識を身に付ける研修会」ではありません。

【経験とねらい】
仕事の属人化が進むことは、人の入れ替わりが激しい時代においては大きなリスクです。属人的に蓄積されたノウハウが引き継がれず人が交替するたびにトラブルが発生するということが現場で起きています。また多品種・多仕様時代においては現場の作業員がその場で判断して行動する場面が増えており、判断基準を見える化して標準化を進めていくことが求められています。

切削・研削・研磨・プレス・溶接・組立等の加工工場において、仕事の引き継ぎのたびにトラブルが多発し、リーダーが仕事の後始末で走り回り負荷過大になって退職していくような職場において、実践支援を成功したケースをもとに、今の時代にあった属人化・標準化の効果的な方法について実例を紹介する内容です。


【問題】①ベテランの仕事が属人的で引継ぎができず部下が育たない
　　　　②ベテランが休むと仕事が止まる

【支援】①現場作業の注意点・コツ・ポイント明確化
　　　　②仕事の・引き継ぎ・育成の効果的な方法
　　　　③ベテラン主要業務の判断基準を共有し、意思決定プロセスを標準化

【効果】属人化が解消でき、ベテランノウハウの言語化、見える化までも改善が出来た

講師

小林 達哉　氏（株式会社経営技術フロンティア　代表取締役）

講師プロフィール

製造業及び物流業で製造現場の進捗管理、生産性管理、物流管理の実務を10年以上担当。その間、製造現場の改善活動、進捗管理、QCD（品質・コスト・納期）の向上、OJT・社員育成に関するノウハウを蓄積する。

プログラム

【ステップ①　課題解決研究交流会】
１．活動導入の手順紹介
　（１）講座の紹介・自己紹介
　（２）研究事例と問題点
　（３）属人化・標準化の現代的リスク

２．現場作業ノウハウの言語化
　（１）作業分解法
　（２）属人的ノウハウの表出化
　（３）現場・OJTに反映する
　（４）実践ワークとディスカッション

３．リーダーの判断業務の言語化
　（１）作業分解法
　（２）属人的ノウハウの表出化
　（３）現場・OJTに反映
　（４）実践ワークとディスカッション

４．周辺論点
　（１）仕事の設計と標準化活動
　（２）OJT・多能工の仕組み化
　（３）後継者が育つ職場づくり
　（４）まとめとディスカッション


【ステップ②　課題研究交流会の利活用　※任意】
　①【独自に進める場合】
　　　リーダーがメンバーの伴走者としての役割を果たすことで効果的な進展が可能です。
　②【人材を講師やコンサルタントとして活用する場合　※別途費用がかかります】
　　　リーダーの伴走者として知見を活かし課題に対処することで解決が可能です。
　「社員を集め各研究テーマを社内で実施することも可能」
　　・評価制度の見直し
　　・階層別の人材育成及び組織開発の支援
　　・新規事業開発に向けての支援
　　・販路拡大に向けた営業企画及びマーケティング等の調査分析
　　・新入社員の採用方法の見直し　など

【問合せ】
　中部産業連盟　社会貢献事業部
　TEL 052-931-3189(直通)

参加対象

作業現場で作業員を動かしていく必要のあるリーダーの方、現場指導・現場管理者の方向け

お申込み方法

下記のお申込みボタンをクリックいただき、表示されたお申込みフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンをクリックしてお申込みください。

お振込先

口座名　一般社団法人中部産業連盟