中産連のセミナー

【課題解決研究交流会】
テーマ①「指示待ち部下の育成法」
【会場】

「やる気やこだわりが見えない部下の育成」で困った

「課題解決研究交流会」は、外部プロ人材【課題解決隊】が、企業で課題を解決した研究事例（テーマ）や知見・経験を活かして解決方法や知識を基に、「ゼミ方式」により自らの発表（対話）や討論（交流）により主体的に学習を進める形です。「課題解決研究交流会」は、課題解決に向けた取り組みに気付く研究交流会であり、「一般的な職務上必要となるスキルや知識を身に付ける研修会」ではありません。

【経験とねらい】
階層別研修では上司の部下育成に対する問題意識、部下からの上司に対する考えや思いを抽出し、それぞれを対象とした研修の中でグループワークを実施しながら問題抽出、解決策を検討しています。

また、人事制度や目標管理制度の運用面での上司や部下のそれぞれの立場や役割からの問題意識をヒアリングやアンケートで抽出すると、相互で食い違いがあることが多いです。

これらの知見を踏まえて、部下の動機づけや育成に困っている具体的な問題やその対応事例を紹介する内容です。


【問題】①部下の意欲、能力、行動が低い
　　　　②上手くいかなくても大丈夫だからが怖い
　　　　③それ先に言ってよと何度も思う

【支援】①世代の特徴を理解する
　　　　②個別に幅広く深く部下のことを分けて知る
　　　　③目的やその重要性を教える
　　　　④仕事の面白さ、達成感の経験

【効果】部下がやる気を持って主体的に考え動くようになった

講師

柘植　吉則（中産連　コンサルタント）

講師プロフィール

経営人材コンサルタントとして、人材分野を専門とし、経営視点から組織や人材の支援。職歴は商社、シンクタンクを経験し、その後、中部産業連盟に入職。経営人材関連の支援32年、大学非常勤講師20年。学生から経営者まで幅広い方との交流を通じて学ぶ。実績としてはキャリア制度、人事制度、教育制度、採用から退職までのしくみなど人材マネジメント改革を、企業内研修では制度構築や運用支援のための教育、階層別教育など講師として研鑽中。

プログラム

【ステップ①　課題解決研究交流会】
１．お互いを知る：相互交流
　(１)　講師自己紹介
　(２)　受講者自己紹介

２．部下育成のポイント：講義と相互交流
　(１)　部下や人に興味や関心を持つ
　　　　・アドラーとカーネギーが言っていること
　(２)　Ｚ世代を始め、世代別の考え方や価値観を知る
　　　　・人は世の中の環境や今までの経験による影響が大きい
　(３)　部下のことを知る
　　　　・なぜ部下は指示待ちなのか、部下も様々
　(４)　自律的に動くよう、説明し、行動するように仕向ける
　　　　・受身・自律の違い、考え、行動できる力を育てる
　　　　・相手に応じた成功体験を積ませ、動機づける
　(５)　自らの育成視点や方法を、部下個人別に見直す

３．具体的な検討：個人、グループワーク、全体発表、講師支援
　(１)　マネジャーとして部下を支援したいと思うか
　(２)　業績ではなく部下育成のために自己研鑽しているか
　(３)　部下を一人の人間として承認しているか
　(４)　個人別に対応しているか
　(５)　部下のよい点・改善点を理解しているか
　(６)　面談で上手に伝え、傾聴しているか
　(７)　目標を持たせ、行動させ、支援しているか
　　　
４．研究交流会での気づきと今後の取組み：個人、講師支援
　(１)　気づいたことと実施すること
　(２)　職場に戻って実施する計画
　(３)　計画が確実に進むための留意点


【ステップ②　課題研究交流会の利活用　※任意】
　①【独自に進める場合】
　　　リーダーがメンバーの伴走者としての役割を果たすことで効果的な進展が可能です。
　②【人材を講師やコンサルタントとして活用する場合　※別途費用がかかります】
　　　リーダーの伴走者として知見を活かし課題に対処することで解決が可能です。
　「社員を集め各研究テーマを社内で実施することも可能」
　　・評価制度の見直し
　　・階層別の人材育成及び組織開発の支援
　　・新規事業開発に向けての支援
　　・販路拡大に向けた営業企画及びマーケティング等の調査分析
　　・新入社員の採用方法の見直し　など

【問合せ】
　中部産業連盟　社会貢献事業部
　TEL 052-931-3189(直通)

参加対象

人事制度を導入しており、部下に人事評価や面談を通じて部下を支援するマネジャー、人事制度担当のマネジャー

お申込み方法

下記のお申込みボタンをクリックいただき、表示されたお申込みフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンをクリックしてお申込みください。

お振込先

口座名　一般社団法人中部産業連盟