JMS日本経営管理標準

新JMSのフレームワーク(JMSフレーム)

長期的に勝ち抜ける中小ものづくり企業に欠かすことのできないものはなにか。

唯一無二の技術がすでにある。類稀な、個性豊かな経営者の辣腕、才覚がある。それらは確かに重要な要素ですが、たとえ傑出したものが今はなくても、顧客から「一緒にものづくりしたい」と思われる企業はあります。そうした企業は、結果としての製品のQCDは当然のこと、それ以上に魅力を感じさせるものを具備しています。それは何か。 

中小企業では経営者の行動が大きく影響を及ぼすことから、経営者の日々の行動に着目したところ、従業員重視、現場重視の経営者の行動が成長の鍵であるとの結論に至りました。 

中小企業の持ち味として、経営のあり方は千差万別、実践も様々あってこその中小企業といえますが、現場にはそのすべてが現れる、まさに「現場は雄弁」です。

また、トップを筆頭に経営監督者がマネジメントを実践している現場には、顧客に「一緒にものづくりしたい」と思わせる力があります。また、従業員からも顧客に「見せたくなる現場」となります。何にも代えがたいセールスプロモーションであり、「現場は強み」に他なりません。

これらから、今回JMSは「トップ自身の経営標準」たり得る、新JMSフレームワークを構築しました。トップの現場での実践を問うフレームワークとなっています。