中産連のコンサルティング
・企業内研修
企業内研修のご紹介
QFDE(環境調和型機能展開)研修
■QFDE(環境調和型品質機能展開)とは
QFDEとは設計者に対する環境に適合するための一つのツールである。他にDfE(環境適合設計)などがある。QFDEは、QFD(品質機能展開)の手法に“E”(環境)の視点を拡張したものになる。
(家電製品のアセスメント例)
家電製品をはじめ複写機、自動車などの製造業では、従来から省エネや安全配慮などの観点も含め、業界ごとにガイドラインを作成する等の取組みを行っていたが、「資源有効利用促進法」(平成13年4月施行)により、具体的な業種・製品が対象として指定され、設計段階における3R(リデュース、リユース、リサイクル)等への一層の配慮が求められるようになった。環境配慮設計や環境調和型機能展開における主要な配慮要素としては、3R、廃棄物処理の容易性、省エネルギー、特定化学物質の使用制限などが挙げられる。下図の家電製品の事例では、製品ライフステージの各段階において配慮が必要な14の評価項目が整理されている。
・家電製品アセスメントの事例(出所:一般財団法人家電製品協会)
※アセスメントとは、ものごとを客観的に評価・分析することであり、資源循環促進法の用語になり努力義務が求めらる。
・LCIA(ライフサイクルインパクトアセスメント)の事例
■研修のねらい
・組織が製品設計時に①省エネ/省資源の視点、②資源の有効活用の視点、③周辺環境保全の視点等を持つことである。
■QFDE研修のメリット
・QFDEの積極的な採用とその高度化を図ることは、環境保全の促進のみならず、産業競争力の強化を図る観点からも重要である。
・QFDEは各企業の開発のノウハウと不可分である。
■カリキュラム例
1.QFDEとは、
2.カーボンニュートラルやLCAとの関係性
3.実施要領
(1)QFDEの特徴
(2)業種別ガイドライン解説
(3)自社しくみへの落込み
(4)運用(管理・改善)について
4.模擬演習
5.事例紹介
※出来るだけ理解していただけるよう各企業に沿った演習内容で実施しております。研修カリキュラムについて気軽にご相談ください。
■参加対象企業
・自社に製品設計機能を有する企業
・顧客に対して提案型タイプの企業
・環境に力を入れる商品を持つ企業
・環境負荷の高い工程を持つ企業
お問い合わせ先
- 本部(名古屋)
- 〒461-8580 名古屋市東区白壁3-12-13
- TEL 052-931-2980 FAX 052-931-5198
- コンサルティング事業部