中産連のコンサルティング
・企業内研修
コンサルティングプログラムのご紹介
新事業創造プログラム
現在は第4次産業革命の時代と呼ばれ、例えばICTの発達は産業や生活に急激な変化を生じさせています。激変する社会・経営環境の中、多くの企業において、将来的な競争優位を目指して新事業の創造を模索しているものの、なかなかうまく進まずに苦労されています。その理由として、そのような活動に対処できる人材が不足している点が挙げられます。
多くの日本企業では、既存技術を基にしたモノづくりのノウハウに「強み」を保有しているものの、その一方で、顧客ニーズを発見し、新たな事業や製品を創造する機能には弱みがあると言えます。
人材育成の観点からみると、現事業の拡大を担うモノづくり人材の育成に対して注力してきた一方で、将来の稼ぎを創るための人材の育成にはあまり力を入れてこなかった企業が多いのではないでしょうか。新事業を創造することは、チャレンジと修正を繰り返しながら進めていくものであり、成果が出るまでに数年間かかる場合もあります。従って、早いうちから手を打って、外部環境変化に対応し続けられる企業づくりが必要となります。
本プログラムは、企業の将来を担う社員を選抜し、新事業を自ら立案するプロセスを通じて人材育成を行ないながら、社内に新事業を継続的に生み出すノウハウ蓄積と風土醸成を実現させる、研修主体のプログラムです。
狙い
●企業内で新事業を継続的に生み出すノウハウ蓄積と風土醸成を実現すること
●新事業案を経営陣に発表する経験を通じて、コア人材としての自覚を促すこと
●コア人材に経営的視点で思考することを可能にすること
対象者
上司推薦もしくは自薦により選抜されたコア人材
5名~10名程度 ※多様な観点からのアイディア創出を狙うため、多くの部門からの参加が望ましい
期間
4カ月~8カ月程度(1日~2日/月) ※応相談
特徴
●演習中心のカリキュラム構成で、自ら発見して深い理解に繋げることを狙います。
●講師は講義のみではなく、ファシリテーター役として受講者の能力を最大限に引き出します。
●毎回のミーティングの間には宿題を課し、講師による綿密な個別対応を行ないます。
モデルプログラム
<プログラム前半>
プログラムの前半は、自社の事業や技術の棚卸などを中心とした自社分析と、顧客ニーズ探索を基にした新事業テーマ選定の方法を学び、それらを通じて参加者全員がそれぞれ新事業コンセプトを立案します。
プログラム前半の最後には、役員等の経営トップ層に対して、新事業コンセプトを発表します。
<プログラム後半>
プログラムの後半は、プロトタイピングやテストマーケティングなどを行なうことによって、立案した新事業コンセプトの検証や具体化を行なうとともに、数値的な面も含めたビジネスプランを作ります。
プログラムの最後には、経営トップ層に対するプレゼンテーションを行ない、その後、事業化に向けた具体的活動を継続するかどうかの意思決定を行ないます。
期待される効果
●新事業トライ件数の増加
本プログラムを数サイクルにわたって継続することにより、受講者数と同数の新事業案が 立案され、事業化トライのアイディアや選択肢が社内に大幅に増えます。
●横の連携強化
部門横断的に集められた参加者が、新事業案に関して議論を積み重ねることにより、部門の 壁を越えやすくなり、社内コミュニケーションの活発化が期待できます。
●職場への波及効果
新事業創造への取り組みと、社内への情報共有を継続することにより、社内に新事業創造に
対する前向きなムードが生まれ、職場活性化に繋がります。
お問い合わせ先
- 本部(名古屋)
- 〒461-8580 名古屋市東区白壁3-12-13
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- コンサルティング事業部